ルカによる福音書4章 聖書の言葉を心に宿して生きる


「人はパンだけで生きるのではない」ルカ4:4

くぅ~ママのちょっと一言
イエスが悪魔の試みに聖書の言葉を持って対抗されたことが書かれています。私たちも悪魔に対抗する手立てを持っておく必要があります。憎しみや利己主義、戦争や差別など、神さまの愛から程遠い世の中にあって、神様の支配のもとで暮らす秘訣は、イエスがされたように聖書の言葉を心に宿して、神の言葉に忠実に生きることなのだと思います。聖書の説く愛の世界が、私の家族に、私の周りの人々に、そしてこの神戸に、この日本に、この世界に実現する日が来ることを切に祈ります。

聖書要約
グッド誘惑を受ける
イエスはヨハネからバプテスマ(洗礼)を受けられ、聖霊に満たされてヨルダン川から帰ってくるや、御霊によって40日間、荒野を引きまわされ、悪魔の誘惑を受けられました。その期間の終わりに悪魔は空腹になられたイエスに言いました。「この石をパンに変えてみよ」イエスは「人はパンだけで生きるものではない。」と聖書の言葉を用いてお答になりました。次に悪魔は「わたしを拝するなら、全世界を与えよう」と言いました。イエスは「あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ」と言われました。また悪魔は「ここから飛び降りて、神があなたを助けるかどうか試みよ」と言いました。イエスは「あなたの神である主を試してはならない」という聖書の言葉を用いて悪魔に対抗され、悪魔は一端退散します。
グッドガリラヤでの伝道
イエスの教えは皆から尊敬されてガリラヤ地方で広まっていきました。
グッドナザレでは受け入れられない
イエスが生まれ故郷ナザレの会堂で聖書朗読をされた時のことです。「主の霊がわたしの上におられる。貧しい人に福音を知らせるために、主がわたしに油を注がれたからである。…」そして注目する人々に向かって「この御言葉は今日実現した」と言われました。その言葉のすばらしさに人々は驚きました。一方「ただのヨセフの息子ではないか」というささやきもありました。イエスは言いました。「カファルナウムで行った奇跡をここでも行ってほしいのでしょうけど、預言者は郷里では歓迎されないものです。エリアは飢饉のときサレプタのやもめ(異邦人)の所にしか遣わされなかった。エリシャもイスラエルにもたくさんの皮膚病の人はいたけど、癒したのはのシリアのナアマン(異邦人)だけだった」と。それを聞いた町の人たちは憤慨し、イエスを外に追い出して崖から突き落とそうとしました。イエスはすり抜け立ち去られました。
グッド汚れた霊に取りつかれた男をいやす
イエスはカファルナウムの会堂で教えられました。そこにいた汚れた悪霊に取りつかれた人が叫びました。「ナザレの子イエス、神の子よ。我々を滅ぼしに来たのか。」と。イエスが汚れた悪霊を叱りつけられると、悪霊は男から出て行きました。イエスのことはその辺り一帯に広まりました。
グッド多くの病人をいやす
イエスはシモンのしゅうとめの高熱をいやされました。また続々とイエスのもとにやってくる病気の人たちを癒されました。
グッド巡回して宣教する
イエスは一人寂しいところ行かれましたが、人々はすぐに捜し出し、ずっとここにいてくださるように言いましたが、しイエスは「他の町にも福音を伝えなければなりません」と言われ、ユダヤ中の会堂でお語りになりました。