Ⅰコリント人への手紙11章 聖餐に預るのにふさわしいあり方とは

「したがって、もし、ふさわしくない仕方でパンを食べ、主の杯を飲む者があれば、主のからだと血に対して罪を犯すことになります。」Ⅰコリント11:27

くぅ~ママのちょっと一言
パウロはコリントの信徒達の憂うべき2つのことに対して忠告します。一つはかぶり物についてです。「キリストは男性の頭、男性は女性の頭」と書かれています。キリストは男性を守り(責任を持ってくださり)男性は女性を守る(女性に責任をもつ)。男性は神に似せて創られた者、女性はその男性の権威の下にある、と。しかし女性蔑視ではありません。対等な関係です。ともあれ、パウロの勧めは女性はベールをかぶることです。当時のコリントの乱れからもそれが強調されたのだと思います。
もう一つは聖餐についてです。聖餐は私たちが主の出来事(十字架)を思い出すということではありますが、何よりも主が私たち一人ひとりを覚えてくださるということなのです。主の聖餐にあずかろうとやってくる者を主が祝福してくださる、なんと嬉しいことでしょう。「わたしの記念としてこのようにおこないなさい」と言われました。これは私たちが記念とするのではなく、神が記念としてくださり、私たちを心に留めてくださることを意味するのだそうです。主の晩餐(聖餐)は神が私たちに働きかけてくださることなのですから、私たちは謙虚に受けるだけでいいのです。

聖書要約
わたしがキリストに倣うものであるように、あなた方もわたしに倣う者になりなさい。
グッド礼拝でのかぶり物
皆さんがわたしの教えを忘れずに実行していることを嬉しく思います。しかし知っていてほしいことがあります。妻は夫に、夫はキリストに、キリストは神に責任があります。ですから、男性はかぶりもの(頭全体を覆うベールのようなもの)をつけてはいけないのです。それはキリストを侮辱することになります。女性はベールをつけなければなりません。それは夫を侮辱することになります。かぶりたくなければいっそのこと髪を剃ってしまいなさい。男は神の栄光の現れです。神に似せて造られたのですから。最初の女、エバは最初の男アダムから造られ、エバはアダムのために造られたので、女は男の権威の下にあるしるしとしてかぶり物をかぶるのです。しかし神は男女に尊卑があるとは言っておられません。お互いに必要としあう存在としてお造りになりました。男も女も、神がお造りになったのですから。常識的に見ても、女が頭を覆うことは自然なことではないでしょうか。
グッド主の晩餐について
わたしが不服に思っているもう一つのことは、あなた方の集まりが議論や分裂を深刻にしているということです。主の食卓に与りながら、勝手勝手に食べ、空腹の人もいれば、浴びるほど飲んでいる人もいると聞きます。この点は褒めるわけにはいきません。
グッド主の晩餐の制定
わたしがあなた方に伝えたいことは主自身から教えられたことです。すなわち、主の晩餐はイエス様が十字架に引き渡される前に弟子達に与えられました。それによって神のご計画(十字架の贖いのよる人類の救い)が示されたのです。そして主が再び来られるまで主が私たちのために死んでくださったことを繰り返し告白するのです。
グッド主の晩餐にあずかるには
ふさわしくない態度でこのパンを食べ、主の杯を飲む人がいれば、罪を犯すことになります。聖餐を受ける前にこうべを垂れ、ひざまづき、自らの罪を認めざんげする必要があるのです。ですから、晩餐にあずかる時には空腹なら、家で食べて来なさい。集まったために裁かれるというようなことがないようにしなさい。その他のことはわたしがそちらに行った時に話しましょう。