Ⅱテモテへの手紙3章 聖書の力

「 聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。」Ⅱテモテ3:16

くぅ~ママのちょっと一言
終わりの時にどのようなことが起るかが列挙されています。そのような時代にあって、幼い時から学んで確信したところに留まるようにパウロはテモテに教えています。
パウロは聖書について「聖書は神の霊感によって書かれたもので、人を教え、戒め、誤りを正し、善を行う力を授けてくれるものである」と書いています。例えばこのテモテの手紙ですが、AD64、5年に、パウロによってかかれたものである事はほぼ間違いありません。しかしパウロが書いたのですが、神の霊感によって神の言葉がパウロを通して表されたということです。牧師によって語られる礼拝のメッセージも人間の言葉ですが、神の言葉として受け止めるところに信仰があります。だから礼拝は厳粛なものなのです。書かれた聖書、語られる言葉は祈りによって書かれ、語られるのですが、聞く側も祈りを持って信仰の耳で聞く必要があるのだと思います。
ヤンネとヤンブレは旧約聖書には出てこないのですが、その他の書物にはモーセがパロの前で行った奇跡に対して、不思議な業を使った魔術師として登場するそうです。

聖書要約
終わりの時の人々の有様
終末の時代にはクリスチャンとして生きることが大変困難になります。その時、人々は自分だけを愛し、お金だけが全てと考える風潮がはびこります。高慢、うそつき、神をあざけり、両親に従わない、感謝することを知らない、神より快楽を愛し、信心しているように見せかけて信心の力を否定するようになります。こういう人を避けなさい。彼らの中にはこのような間違った教えを愚かな女性たちに吹き込む者がいるのですが、そのような女の人たちはいくら学んでも真理がわかりません。しかしヤンネとヤンブレの罪がすぐに誰の目にも明らかになったように間違った教えも明るみに出るときがやってきます。
最後の勧め
あなたはわたしの教えや行動、信仰や愛や忍耐に倣い、私が経験したような迫害をいとも思いませんでした。神のよい知らせ(福音)を伝える為にわたしは痛めつけられましたが、そのような迫害の中で主が守ってくださったのです。信仰深く生きようとする時、神を知らない人から苦しめられたり、迫害されます。しかし人をだます悪人や偽預言者は自分も悪魔にだまされて益々悪の深みに入りこんでしまいます。だから、あなたが幼いときから学んできた聖書の真理から離れてはいけません。聖書は神の霊感によって書かれたもので、人を教え、戒め、誤りを正し、善を行う力を授けてくれるものです。神に仕える人に良い業ができる力を十分に授けて下さるのです。