Ⅱテモテへの手紙4章 みことばを伝える

「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。」Ⅱテモテ4:2

くぅ~ママのちょっと一言
パウロは自分の死期が近づいていることを知って、いつまでもテモテに教えることはできないという思いを込めて語ります。
2節には「御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい」また7節には「わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。今や義の栄冠を受けるばかりです」と素晴らしい御言葉が並んでいます。しかしデマスが信仰を捨てたことも書かれています。コロサイの信徒への手紙4:14で「愛する医者ルカとデマスがあなたがたに宜しく」と書かれていたデマスと同一人物だそうです。きっとデマスは素晴らしい働きをしていたのでしょう。しかし信仰から離れてしまったのです。信仰し続けることのいかに難しいことかと思います。パウロのように、神さまが与えてくださった人生を精一杯生きて、人生の終わりの時に神さまから義の冠を受けることを目指したいと思います。

聖書要約
神のみ前で、生きている者と死んだ者を裁くために来られるキリストイエスの御前で、厳かに命じます。「御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。とがめ、戒め、励ましなさい。忍耐強く教えなさい」人々が真理の言葉を聞かず、都合のよい教えについていくようになっても、福音宣教の業に励みなさい。死期が近づいてきました。わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。今や義の栄冠を受けるばかりです。正しい審判者が授けて下さるのです。それは主を待ち望む者全てに与えられる冠です。
個人的指示
できるだけ早くこちらに来て下さい。デマスはわたしを捨ててテサロニケに行ってしまいました。クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマティアに行きました。ルカだけが私のそばに残ってくれています。ティキコはエペソに遣わしました。あなたがこちらに来る時に、外套と羊皮紙の本を持ってきてください。わたしが囚われて裁判にかけられた時、みんなわたしを見捨てて逃げました。その人が神から責められることがありませんように。皆が見捨てても主はいつも私と共にいてくださり、力づけてくださいました。また主はライオンの餌食になるところも助けてくださり、あらゆる悪から助けてくださり、救いに入れてくださいます。主に栄光が限りなくありますように。。
結びの言葉
プリスカとアキラ、そしてオネシフォロによろしく。冬になる前に是非きてください。主があなたの霊と共にいて下さるように。