ヨハネの黙示録4章 天上での礼拝

「ここに上れ。この後必ず起こることを、あなたに示そう。」黙示録4:1

くぅ~ママのちょっと一言
2章と3章では地上での教会のこの世との戦いと苦悩が書かれていましたが、4章5章は天上で神をキリストの栄光を拝する光景が書かれています。。
宇宙の全被造物と全聖徒の代表が天において神に礼拝をささげている実に壮大な光景をヨハネは目の当たりにしたのです。ダイヤモンドやルビーのようにきらめく光は神の栄光と尊厳を表します。また稲妻、雷鳴は神の力と栄光を、おびただしい目は、彼らが耐えず四方を見守っていることを表しています。そしてこの4つの生き物の内、獅子は力を、雄牛は従順に働く能力を、人は知性を、わしは敏捷性を表しており、これらは全被造物の代表ということです。24人の長老が何を表すのか色々な説があるようですが、全聖徒を代表する御使いと考えるのがよいとのこと。
このように天上では豪華絢爛、素晴らしい神への礼拝がささげられているということです。
私達の暮らす地上では憎しみや争いなど、天のすばらしさとは程遠い現実ですが、この世にあっても、天の礼拝さながらに神の臨在と栄光を拝することが出来たらなんと幸せなことでしょう。「神の国は、実にあなた方の只中にある」と、イエスが言われたように、私たちの心の中に、また教会で毎日曜日にもたれる礼拝において、クリスチャンの交わりの中でそれを確認しながら、天に帰る日を楽しみにしたいと思います。

聖書要約
天上の礼拝
天にある開かれた門が見え、ラッパが響くような声がして、こう語りかけました。「さあ、ここに上がってきなさい、将来必ず起こることを見せてあげましょう」わたしはあっという間に天に引き上げられました。そこで見たものは、まず王座とそこに座る方でした。その方はダイヤモンドやルビーのようにきらめく光で輝いておられました。王座もエメラルドに光る虹が取り巻いています。その周りには24人の長老が白い衣をまとって金の冠をかぶって座っていました。王座から稲妻と雷鳴が鳴り響き、7つのともし火は聖霊であり、消えることのない光として玉座の前で輝いているのです。座の前は水晶に似たガラスの海のようです。玉座の中央とその周りには4つの生き物がいます。
一つ目は獅子、二つ目は雄牛、三つめは人間のよう、4つ目はわしで一面に目があり、またそれぞれについている6つの翼にもおびただしい目がついています。そしてこの4つの生き物が「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな。全能者である神、主、かつておられ、今おられ、やがて来られる方」と昼も夜も耐えず呼び続けています。これらの生き物が王座に座している方に栄光と誉れをたたえて感謝を捧げると、24人の長老も玉座にひれ伏し、冠を玉座の前に投げ出して言いました。「主よ、あなたは栄光と誉れと力を受けるにふさわしい方、全ての者を造られ、それを存続させておられるからです。」