ヨハネの黙示録20章 最後の審判

いのちの書に記されていない者はみな、火の池に投げ込まれた。」黙示録20:15

くぅ~ママのちょっと一言
獣や偽預言者はすでに火の池に投げ込まれたのですが、それらを操っていたサタンに対する裁きです。千年の間、閉じ込めるというのは、千は10の3条で、完全数ということで、文字通りではなく、神の定められた期間を示します。4節に火に投げ込まれることを第2の死と書かれていますが、第1の死は肉体の死、第2の死は神の裁きを受ける永遠の魂の死を言います。
火に投げ込まれ、永遠の死に至る者と、永遠のいのち頂くのも者に分けられるのですが、これが最後の審判の厳粛な様子です。神はそのことを何度も警告されましたが、そのときが来るということを預言しています。
それがいつか来るのかは、人間が考える領分ではありません。ただ今日一日神の言葉に忠実に生活することだけを考えたいと思います。

聖書要約
千年の支配
わたしはまた、天使が底なしの穴の鍵と太い鎖をもって天から降ってくるのを見ます。この天使はサタンを取り押さえ、縛って底なしの穴に投げ入れて鍵をかけて、千年の間閉じ込めてしまいました。その定められた期間の後、少しの間、解放されるのです。
それからわたしは多くの王座を見ます。そこに座っていたのは殉教したり、反キリストに従わなかった者たちの魂で、その者たちは生き返って、裁く権威が与えられ、キリスト共に千年の間(神が定められた期間)世界を支配するのです。これが第1の復活です。第1の復活を経験する人は幸いな人です。第2の死など恐ろしくありません。彼らは神とキリストの祭司となり、キリスト共に千年間支配するのです。
サタンの敗北
千年が過ぎたら悪魔は底なしの穴から解放されます。悪魔は地上の国々をだまし、戦いのために諸国の民をゴグとマゴグ(神に反逆する民の象徴)共々駆り立てます。聖なるものの陣営、愛された都(霊的なエルサレム、すなわちキリスト教会やクリスチャン)をサタンの大軍が包囲します。その時、天から火が下り彼らを焼き尽くしました。その後、悪魔は、獣と偽預言者と同じく硫黄の燃える火に投げ込まれ永遠の苦しみに遭います。
最後の裁き
わたしは白い玉座と、そこに座っておられる方(イエス・キリスト)を見ます。天も地も、その方の顔を避けて逃げ出しました。ここで一人残らず死者が神様の前に立たされるのを見ました。神を信じた者の名が記された命の書や、それぞれの人の行いが書かれているその他の書が開かれ、それらによって裁かれるのです。海や地から死者が復活し、裁きの座に着きます。これが第2の復活です。死と地獄は火の池に投げ入れられますが、これは死も地獄も無効になったことを表します。命の書に名が書かれていない者は、火の池に投げ込まれるのです。