ヨハネの黙示録19章 王の王、主の主

「その衣と、もものところには、「王の王、主の主」という名が記されていた。」黙示録19:16

くぅ~ママのちょっと一言
前章では大淫婦バビロンのことが書かれていました。それはクリスチャンへの迫害が益々激しさを増すローマ帝国のことでしたが、天ではそのローマが滅亡し、勝利の讃美が歌われ、その声はわれらの神である主が王となられた喜びの声です。そして小羊の婚礼が始まります。小羊イエスと、神の民であるクリスチャン、または教会との婚礼です。清い衣は神の愛を信じることによって愛の業が出来る者に変えられたクリスチャンの姿を表しています。白は勝利を表します。そして馬に乗っている人の燃える炎の目は真実が明らかにされることを、頭の冠は支配を表します。「この婚礼に招かれる人はなんと幸いでしょう。」
クリスチャンは主の婚礼に招かれた者であることを日々自覚したいです。

聖書要約
その後わたしはおびただしい群集が神を讃美している声を聞きました。「救いは神から来る。栄光と力は神のもの。神に反逆する者たちの血は滅ぼされた。神の審判は正しく、真実である。」と。すると今度は24人の長老と4つの生き物はひれ伏して、神を礼拝して言いました。「アーメン ハレルヤ。神をほめたたえよ」と。
子羊の婚宴
また玉座から声がしました。「すべての神のしもべたち、神をほめたたえよ」それから大群集の声がとどろきました。「ハレルヤ、私たちの神が王となられた。神の栄光をたたえよ。」子羊の婚礼の日が来て、花嫁は輝く清い麻の衣をまといました。婚礼の支度ができているのです。そして天使はわたしに「小羊の宴会に招かれた者は幸いだ」と書き記せと言いました。わたしが天使を拝もうとしましたが、天使にとめられ、拝するのはただ神だけであると教えられました。
白馬の騎手
天が開かれ、そこに白い馬を見ました。そして馬に乗っている人は「忠実、真実」と呼ばれ、目は燃える炎、頭には多くの冠がありました。その方にはだれも知らない名前が記されていました。血に染まった衣をまとい、その名は「神の言葉」と呼ばれていました。そのあとに真っ白な清い衣を着た天の軍勢が続きました。その方の口からは諸国を倒すための鋭い剣が出ていました。その方は神の怒りの酒舟を踏み、衣のもものあたりに「王の王、主の主」という名が記されていました。次にわたしは光の中に一人の天使を見ます。その天使は大声で全ての鳥に叫びかけていました。「さあ集まりなさい。神の宴会の始まりです。王、指令官、将軍、騎手、奴隷、自由人など、全ての肉を食べなさい」と。悪い獣が王や地の支配者、軍隊を召集し、馬に乗っておられるキリストに戦いをいどみましたが、キリストが大勝利を収められたのです。戦いに負けた者達は硫黄の中に投げ込まれました。残りの者は口からでている剣で殺され、その肉を鳥がついばみました。