今回で3回目になる出産で感じたことは

C.S 様

2017年9月17日(日)  PM8:47生まれ(台風の日に産まれました)

今回で3回目になる出産で感じたことは、出産は1回目も2回目も3回目もすべてそれぞれに違うんだということです。そして永原さんがそれぞれのお産のペースに合わせて、対応して下さっていることに感動しました。

9月16日

 妊婦健診の日の夜中2:50頃から規則的な痛みがあり、朝5:00頃にマナさんに到着。その後、朝になるころには10分、20分と、不規則になり、一旦自宅へ帰りました。

9月17日

 お昼に図書館へ行ったり実家へ行ったりしている間も不規則に痛みがあり、もしかして今日の夜、産まれるのかなと思って、ドキドキして過ごしました。しかし不安もあって、またあの痛みに耐えられるのだろうかと弱気になったり、赤ちゃんに会うには、この痛みを乗り越えるしかないと思ったり、不安定な気持ちで過ごしました。

 夕方16:00頃、痛みが8~10分おきにやってくるようになり、少しはやめにマナ助産院に入院させてもらいました。マナさんに到着すると気持ちが落ち着いて、いつ産まれても大丈夫という気になれました。

 ゆっくりしたペースで陣痛が進んでいきました。その間、実習生の方といろいろなお話をして、本当に気が紛れて、陣痛を乗り越えることができました。20時頃には、本格的に痛くなってきて出血もあり、子宮口も7~8cmに開いてきておりお産の部屋に移動しました。陣痛の強さもゆっくり増していました。子宮口が開いてきてもまだ破水していませんでした。永原さんは「守られているからそのままにしておこうね」とおっしゃってくれ、それが赤ちゃんのペースに合わせてくれているんだと思い、うれしかったです。その後全開し、自然に破水して、数分で産まれてきてくれました。

 「もうすぐ赤ちゃんに会えるよ」という永原さんの声に励まされ、がんばることができました。テキパキと準備をしてくれ、ずっと手をにぎってくださっていた助産師の○さん、お母さんみたいで本当に頼りになりました。ずっとそばにいて、気持ちを落ち着かせてくれた実習生の方、本当に本当に皆さん、ありがとうございました。皆さんのパワーがすごくて、旦那さんの存在が薄れるくらいでした。それくらい安心感がありました!

 この出産で、永原さんがそれぞれのお産のペースに合わせてとりあげてくれているんだと感じる事ができました。自分と赤ちゃんを尊重してくれているように感じて、本当に幸せなお産の経験になりました。

 「待つ」ということ、これを自分の子育てに生かしていきたいと思います。マナ助産院で産まれた長男、次男はとにかく元気で、発熱することも一度ほどしかなく、風邪もほとんどひきません。生き生きとしている子どもたちをみると、マナさんで産まれて、母乳で育って、布おむつで育って、マナさんの食事を見習って、コープ自然派の食材を使っているからではないかと思います。

 マナ助産院にくると優しい気持ちに包まれ、日々のストレスから解放されるようです。健診中に育児のストレスで泣き出してしまった私に、優しくしてくださった助産師さん、実習生の方。心も身体も受け入れてくれるマナさんは本当にありがたいと場所です。皆さん本当にありがとうございました。今回でマナさんにお世話になるのは最後かなと思うとさびしくなります。

 次はこの赤ちゃんがいつか出産する時に、マナ助産院でお世話になれたらステキだなと今から夢を抱いています。そして、子どもたちが助産師たちのような人を助ける仕事についてくれたらなぁと思います。

 本当にありがとうございました!