「あれ?尿もれかな?」・・・

2016年10月7日  K.Iさん 

「あれ?尿もれかな?」

私の初めての破水は、そんな感じだった。

自宅に居て、マナさんまで片道1.5時間もかかる為、すぐにマナさんに電話して指示を仰ぐ。

1時間後、今度は“バシャ!”と勢いよくお水が出て来たので、驚いて主人に連絡し、バタバタと仕事から帰ってきてくれた彼と車を走らせました。

 朝の3:35、マナさん到着。まだ私の身体も心も余裕があり、「少し休みましょう」というコトに。主人と一緒に布団に横になっていたら、だんだん・・だんだん・・下腹部に痛みが。生理痛のヒドイ時のような痛みだ。

お産は、うまく「波に乗る」ことが出来ると気持ち良いと聞いていたので、痛みの波が来ると~~~「フーーーーっ」と、頭から→赤ちゃんの出口まで風が通っていくイメージで息を吐く。気持ちの良い春の風が身体をぬけていく感じ。頭では産まれてくる子と風の中で遊んでいるような風景を思い浮かべる。そんな時間を1時間過ごし、いよいよ痛みが強くなっていたので、永原先生を部屋に呼びました。子宮口7㎝開。

「もう移動しよう!」と、主人とお産の部屋へ。本当は水中出産を希望していたのだけれど、破水スタートのお産で水中出産はNGとのこと。ちょっと残念だけど、もう今は無事に産まれてくれさえすれば良い!!元気な子に会いたい!とだけ思っていた。

○○さんが駆けつけて下さり、本陣痛スタート。「ファー!ファー!ファー!!!」

力を入れるタイミング、力を抜くタイミング、気をつけながらイキむ。これが、難しかった(>–<) 力を抜くのが大変。(地下1階、地下1階のイメージ!!)

頭で何度もそう念じ、リラックスする努力をした。

「頭、見えてきたよ!」「出たり入ったりしてるの、分かる?」「もうこんなに頭見えるよ!」「ママ、上手だよー!赤ちゃんも頑張ってるよー!」そう沢山沢山実況を伝えてもらい、主人の手を握りしめ、最後の陣痛ではイキまずするっと出て来てくれました。

「オギャー オンギャー!!」初めて聞く我が子の声。初めて見る顔、初めて触れる小さな手。「本当に、さっきまでお腹の中にいた子が産まれてくれたんだ!ありがとう、ありがとう!!」不思議な感覚と共に、「出産て、こうして何人もの人に助けられて続いていくものなんだな。」と感謝で胸がいっぱいになりました。

 マナ助産院でお産が出来て良かったです☆

 有難うございました(*^^*)