創世記4章 最初の殺人

「人々は主の御名によって祈ることを始めた」創世記4:26

助産師永原のちょっと一言
エデンの園を追放されたアダムとエバでしたが、二人の子どもが与えられます。聖書の「知った」とは性的な関係を表します。アダムとエバの子ども、カインとアベルは成人して主に捧げものをするのですが、主はカインの奉げものは顧みられず、アベルの奉げものをお受け取りになります。聖書にはその理由は書かれていません。ただアベルの奉げものは羊の中から肥えた初子という最上のものであたことが書かれていますが、カインの奉げものにはそのような形容がなく、特別に良いものでなかったのかもしれません。確かに、心から最高のものをささげるということは大切なことです。

またはアベルの名前に「はかない、無価値な」という意味があるそうなのですが、そのことが神の選びの基準に適っているということなのでしょうか。このことでカインはアベルを殺してしまい、神の祝福からもれてしまいます。しかし神はカインを守ることを約束されたました。 「神の選び」は私達にはわかりません。私たちにとって大切なことは神に従い続けるということだと思います。順調な時も、主が沈黙をされているかのような辛い状況の時も…です。

カインの子どもエノクから次々と子孫が続きますが、アダムからレメクまで7代の系図が書かれています。7代目のレメクはカインより凶暴でした。

一方エバはアベルに代わる子、セツを授かります。セツの子は、エノシュと名付けられますが、人間は弱い死ぬべき存在の意があるとのことです。ちょうど主の名を人々が呼び始めたのはこの時代であったと記されていますが、それがエノシュの名の由来に反映しているように思います。聖書要約
アダムとエバとの間に二人の子どもが与えられました。長男をカイン、エバが「私は神によって得た」と言ったからです。次男をアベルと名付けました。カインは農業、アベルは牧畜に従事しました。時を経て、カインは神への捧げものとして収穫した作物を、アベルは一番いい羊の最上の肉を捧げました。神はカインの奉げものには目を留められず、アベルの奉げものだけを受け取られました。カインはそのことに腹をたてましたが、神は「正しいことをしているなら顔を上げなさい。おまえを滅ぼそうと罪が待ち構えている。その力をお前は抑えなければならない。」と言われました。しかしカインはアベルを殺してしまったのです。主はカインに「アベルはどこにいるのか」と尋ねられましたが、カインの答えは「知りません。私は弟の番人ではありません」でした。その言葉お聞きになった神はカインを追放し、いくら働いても地は作物を作らなくなる、と宣告されます。「その罰は重すぎます」というカインに、神は、誰もカインに危害を与えないようにと、印をつけ、もし危害を及ぼす人がいたら、7倍の仕返しをしてやろうと約束してくださいました。カインはエデンの園の東ノド(さすらい)に住み着きました。
その後、カインは子をもうけ、その子をエノクと名づけました。その子にちなんで住んだ町をエノクとしました。エノクからイラド、メフヤエル、メトシャエル、そしてレメクが生まれました。レメクは二人の妻アダとツィラをめとりました。アダはヤバル(遊牧民の先祖となった)ユバル(楽器奏者の先祖となった)トバル・カイン(鍛冶屋の先祖となった)そしてナアマという妹を産みました。レメクは自分を襲った若者を殺害した上、妻達にこういいます。「カインを討つものは7倍の仕返しだが、私に仕返しするヤツは77倍の仕返しをされる」と。
さてエバはアベルが死んだ後、もう一人男の子を生み、セツと名づけ、そのセツは成人して子が生まれ、エノシュと名付けました。そのころから人々は神の名によって祈るようになりました。