創世記22章 主の山に備えあり

アブラハムは、その場所の名をアドナイ・イルエと呼んだ。今日も、「の山には備えがある」と言われている。」創世記22:14

助産師永原のちょっと一言
22章では、神がアブラハムを試されたことが書かれています。
イサクを奉げるという過酷な命令に従ったアブラハムの心のうちは察するにあまりあります。注解書によればこの話の根底には、長子を人身犠牲として神にささげるというカナンの宗教的風習を止めさせる為に、神が子どもではなく動物を奉げるように命じたとしていう口述伝承があったということが書かれていますが、ともかくアブラハムは神への絶対的な信頼の下で神の命令を遂行します。結果は、神はその山に奉げる為の羊をちゃんと備えてくださっていたのです。まさしく「主の山に備えあり」ヤーウェイ・イルエです。私たちの信仰人生においても、主の山に備えありと叫びたくなるような経験をすることがあります。なんと感謝なことでしょう。18節にあなたの子孫によって全人類が祝福されると書かれていますが、子孫とはイエスキリストを指すとのことです。

聖書要約

アブラハム、イサクをささげる
神はアブラハムを試みられました。神はモリヤの山で一人息子のイサクを焼き尽くすいけにえとして奉げるように命じらます。アブラハムはその翌朝早く、召使2人とイサクを連れて出かけました。3日の行程を進んだところで、神が指定した場所に近づいたので、召使はそこで留まらせ、イサクに薪を背負わせ、アブラハムは火と刀をもってさらに二人で歩いていきました。イサクが「いけにえの子羊はどこにあるのですか」と聞くと、アブラハムは「神が備えてくださる」と答えます。アブラハムは神が命じた場所に着き、祭壇を築き、イサクを縛って薪の上に載せました。そして刀を振りかざしたその時、「その子に手を下すな。あなたが神を畏れるものである事が、今、分かったからだ」という神の声を聞きました。アブラハムがふと横を見ると雄羊が木の枝に角をとられているではありませんか。その羊を捕まえて焼き尽くす奉げものとしました。アブラハムはその場所をヤーウェイ・イルエ(主は備えてくださる)と名づけました。このことから人々は「主の山に備えあり」(イエラエ)と言います。主のみ使いは再びアブラハムに呼びかけられました。「あなたの子孫を海辺の砂、天の星のように増やそう。子孫たちは敵との戦いに勝利します。またあなたの子孫によって全人類は祝福されます。あなたがわたしの声に従ったからです」と。アブラハムは共にベエルシェバに戻りそこで暮らしました。
ナホルの子孫
ナホルのことでアブラハムに知らせが届きました。ミルカとの間に8人、側女のレウマとの間に4人の子どもをもうけたとのことです。子どもの一人にリベカの父ベトエルがいます。