出エジプト記8章 主のお命じになった通り

「 私たちは、主が私たちに言われたとおり、荒野へ三日の道のりを行って、私たちの神、にいけにえを献げなければなりません。」」出エジプト8:27

くぅ~ママのちょっと一言
モーセとファラオの戦いは、蛙の災い、ぶよの災い、そしてあぶの災いと続きました。
あぶの災いにはさすがに王は困り果てたのか、犠牲の奉げものを奉げることを許します。ただし国内でということでした。しかし牛や羊の像を造り、神として礼拝する習慣のあるエジプトで牛や羊を丸ごと焼いて犠牲を奉げるなどとは到底無理なことでした。ファラオの案には妥協する事はできなかったのです。もし妥協したとしたら、民はエジプトから出る事は出来ず、神の約束の地に入る事はで来ませんでした。妥協案につい心を緩ませてしまうことがありますが、信仰にしっかり立ち続けたいと思います。

聖書要約
神はモーセに次のようにアロンに命じるようにと言われました。「杖を取って、国中の河川や水路、池に手を伸ばしなしなさい」と。そのようにすると蛙が水から這い上がってきて国中を襲いました。魔術師も秘術を用いて同じことをしました。ファラオはモーセとアロンに「蛙を何とかしてくれたらイスラエルの民を去らせよう」と言いました。モーセは「あなたのお望みのとおりにしましょう。あなたは我々の神、主のような神が他にいないことを知るでしょう」と言い、ファラオのもとから出てくると主に祈りました。神はモーセの願いどおりにされました。しかし生活を脅かした蛙が死に絶えると、ファラオは心を頑なにして、民をされせてはくれません。
ぶよの災い
また神はモーセにアロンに命じるようにと言われました。「杖で土のちりを打ち、ぶよにさせなさい」と。そのように行うと、ぶよが全土に広がりました。魔術師はそれをすることが出来ず、これは神の働きですとファラオに進言しました。しかしファラオは心を頑なにしてモーセの言うことを聞こうはしません。
あぶの災い
次に神はあぶの大群をエジプトに送られました。ただし神はイスラエルが住むゴシェンだけは区別され、あぶが入りこまないようにされました。。ファラオはついにこう言います。「エジプト国内で奉げものを奉げても良い」と。しかしモーセは「牛や羊を奉げる事はエジプト人が嫌がることなので、エジプトの国民がイスラエル人を殺すでしょう」と、王の提案を拒否します。そこで王は「では荒野に出て行ってもいいが、遠くに行かないように」と言います。モーセは退出して主に願ったので、あぶは1匹もいなくなりました。しかしまたもやファラオは心を頑なにして、民が去ることを許しませんでした。