出エジプト記7章 すべては主のご支配の下で

「わたしはファラオの心を頑なにし、…」出エジプト7:3

くぅ~ママのちょっと一言

いよいよモーセとファラオ王との対決です。10の奇跡がこれから起こりますが、9の奇跡が起こってもイスラエルの民はエジプトから出て行くことが許されず、奴隷の生活のままでした。理由は「神が王の心をかたくなにされたから」と聖書に書かれています。

モーセは失望するような出来事が9回も起りますが、そのたびに神に信頼して、神の前に立ったのです。

私たちの身の回りに起る良いことも、神から見離されたかのように思うような出来事もすべて神はご存知なのです。失望するような出来事が起きたとしても、頭を上げ前を向きたいと思います。

聖書要約
神はモーセに言われました。「お前を私の使者として王のもとへ遣わす。アロンがお前の代わりに話す。アロンがイスラエル人をエジプトから行かせるように、王に要求するが、王は簡単に承知しない。数々の奇跡を行っても、わたしが王の心をかたくなにするので、王はなかなか言うことを聞かない。わたしがエジプトに対して手を伸ばして、イエスらエルの人々を導き出す時、エジプト人はわたしが主であることを知るであろう」と。
アロンの杖
神はモーセとアロンに言われました。「ファラオが『奇跡を行ってみよ』と言ったら、杖をとって投げよ。杖は蛇になる」と。そこでモーセとアロンは王のところに行って、イスラエル人を行かせるように言いますが、ファラオは神の使いである証拠を見せるように言います。そこでモーセは神から聞いていたように、アロンに杖を投げさせて、杖が蛇に変わる奇跡を行いました。しかし王も魔術師に命じて同じことを行わせたのです。但し魔術師の蛇をアロンの蛇が飲み込みます。それでも王は言うことを聞きません。
血の災い
神はモーセに言われました。「ファラオの心はかたくなで民を去らせない。明朝、ファラオの所に行ってナイルの岸辺に立ち杖で水を打ちなさい。水が血に変わるから」と。そのようにするとエジプト中血がいっぱいになり、悪臭が放たれ、魚が死んでしまいました。しかし王の魔術師も同じことができました。王はモーセに耳を貸そうをもしません。
蛙の災い
7日後モーセは神に命じられて、再びファラオ王の前に立ち言いました。「もし民を去らせないなら、エジプト中に蛙でいっぱいにする。宮殿を襲い、寝室やかまどやこね鉢にも侵入してくるだろう」と。