出エジプト記31章 使命を与えられる神

「「見よ。わたしは、ユダ部族に属する、フルの子ウリの子ベツァルエルを名指して召し、」出エジプト31:2

くぅ~ママのちょっと一言
この章では神がモーセを通して、幕屋や祭具を作る人を名指しで任命されたことが書かれています。神がお命じになる通りにそれらのものを作ることは並大抵ではなかったことでしょう。エジプトで奴隷の身で働いていたイスラエルの民にその技術や才能があるのか、その資材があるのか、とても気になります。しかし「神には何でもできないことはない」のです。
神が名指で任命されたのと同様、私たちもみんな神から名を呼ばれてこの世に送り出された者です。そしてこの世で果たす特別の役割を頂いています。自分の思いで生きるのではなく、神が与えてくださった使命が何なのかを知り、その使命を果たして生きていこうとするときに神は必要な物を与えてくださいます。これこそ幸いな人生と言えるのではないでしょうか。

聖書要約
技術者の任命
主はすべての聖なる祭具、設備を製作する技術者としてユダ族のフルの孫、ウリの子ベツァルエルを名指しで呼び任命されました。神は彼に神の霊を満たし、それらのものを作る知恵と才能と技術をお与えになり、金銀青銅の細工を美しくデザインしたり、宝石の細工、木の彫刻に熟練した技術が与えられました。
その助手として主は、ダン族のアヒサマクの子、オホリアブの名前を呼んでその任務を与えられました。
安息日を厳守せよ
主がモーセにシナイ山で「あなたたちは安息日を厳守しなければならない」と言われました。聖なる安息日を汚す者は民の中から絶たれます。これは神とイスラエルとの永遠の契約です。神が6日間で天地を創造されて、7日目に活動をやめられたからです。
この後主はモーセに、神が指で書かれた十戒が記された2枚の板をお授けになりました。