民数記32章 一致

「どうして、イスラエルの子らの意気をくじいて、が与えてくださった地へ渡らせないようにするのか。」民数記32:7

くぅ~ママのちょっと一言
約束の地を征服していく戦いは聖なる戦いであり、不思議な方法で町々がイスラエルの手に落ちていきます。その戦いを前にして足並みが乱れたかのように思われる出来事でしたが、ルベン族とガド族はこの戦いには先頭を切って出陣する意志のある事を表明しました。
神の聖なる働きが遂行されようとしているときに私たちは足並みを揃えることが大切です。そしてその結果をともに喜び合いたいと思うのです。聖なる働きであるかどうかの見極めは難しいですが、たとえば、そのことが聖書的であるかどうか、また心が平安であるということは目安になると思います。聖書的とは神と人とへの愛に基づいているかどうかを考えるととわかりやすいように思います。

聖書要約
ルベン族とガド族の土地
ルベン族とガド族は沢山の家畜を持っていたため、家畜を飼うのに適したヨルダンの東側に留まりたいとモーセに申し出ました。モーセはかつて約束の時に偵察に行った斥候の報告がイスラエルの民の士気をくじいて主の怒りを招いたように、約束の地を目のまえにしてルベンとガドのこの申し出は民の士気をくじくばかりか神の怒りを招くことのなると言います。しかしルベンとガドは妻子や家畜をヨルダンの東側で城壁の中で安全に暮らせるようにして、武装できる者は約束の地の征服のために戦うことを誓いました。こうしてその土地は彼らに与えられることになりました。このようにしてルベンとガド、そしてマナセの半部族はヨルダン川の東に町を建てることになったのです。

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