出エジプト記30章 身を清めて主の御前に進む

「彼らが会見の天幕に入るときには水を浴びる。」出エジプト30:20

くぅ~ママのちょっと一言
日本の神社では参拝するまえに手と口を水で清めたり、仏壇に線香をたきますが、過ぎ越しの祭りが鳥居を思わせるのと同様、神がイスラエルの民に命じられたこれらのことが影響しているのかもしれません。しかし今や神との新しい約束に生きるクリスチャンは、香を炊いたり、日々水で清めたりすることは求められていません。いつでもどこでも祈ることができます。でもやはり失礼のないような態度で祈りたいと思います。手を組んで、姿勢を正して、または病床でそれができない時でも、心を正していい香りのする祈り、神に喜ばれる祈りを献げたいと思うのです。

聖書要約
香をたく祭壇
香をたく祭壇をアカシア材で作る様に主が命じられました。50cm四方、高さ1mの大きさで4隅に角を彫る、そしてそれらを金で覆います。その祭壇は掟の箱の垂れ幕の前におき、箱の上の贖いの座で主がモーセと会われる時に、アロンは祭壇で香を炊くようにします。毎朝夕に香りの献げものを絶やさないようにしなさい。また年に1度、四隅の角に贖罪の献げものの血を塗り、罪の贖いの儀式を行います。この祭壇は主にとって神聖なものです。
命の代償
神の下で生かされている神の民、イスラエルの数を数えなさい。登録するときに20歳以上の男子は銀半シケルを支払いなさい。それらのものは臨在の幕屋のために用いられます。それはイスラエルの民が主に覚えられるため、あなたの命を贖うためです。
手足を清める
手足を水で清めるための青銅の洗盤を作りなさい。これは臨在の幕屋と祭壇の間に置き、幕屋に入る際に身を清めるために使われます。
聖別の油
上質の香料で聖別するための油を作ります。その香油を塗ることによって諸々の祭具や洗盤とその台が聖別されます。またアロンとその子どもらを聖別するためにも用いられます。これを一般の人が塗ったときはその人は民から断たれます。
香料
純粋で聖なる香料を作るように主は命じられます。これは掟の箱の前でたかれます。この香料を他のために使ったり、類似のものを作ることは禁じられています。