申命記14章 「神の聖なる民」

あなたは、あなたの神、の聖なる民だからである。」申命記14:2

くぅ~ママのちょっと一言
イスラエルは神に特別に選ばれた民です。そのため神の命令どおり色々な規則を守ることが求められました。それは神第一として生きていくことを忘れないようにするためなのです。だから食べ物や禁止された事柄が大切と言うより、神第一することが大切ということなのです。

新約聖書において、神はペテロに清い食べ物も汚れた食べ物もないと教えられたことからも、規則そのものが大切なのではないことが分かります。

また神は困っている人への愛の行為を勧められます。助け合いながら、協力し合いながら生きていくことによって、すべてがうまく行くように神がしてくださるのです。聖書の教えは縦の関係と横の関係、すなわち神への愛と、隣人への愛が同時的なのです。

聖書要約
禁止されている行為
あなた方は神に選ばれた神の民であるので、異教徒がするように死者を哀悼するために体を傷つけたり、額を剃り上げたりしてはなりません。神はあなたたちをすべての民の中から選んでご自分の宝の民とされたのです。
清い動物と汚れた動物
地上の動物の中で清いものと汚れたものがあります。動物ではひづめが分かれ、反芻するものは食べることができます。また水中の生き物ではひれやうろこのあるものはすべて食べることができます。鳥にも清いものとそうでないものがあります。昆虫については羽のあるものはすべて汚れています。また死んだ動物は一切食べてはいけませんでした。外国人に売るのはいいのです。聖なる民であるあなた方はそれをしては行けません。また子山羊をその母の乳で煮てはいけないのです。
収穫の十分の一に関する規定
毎年収穫を得るときにその十分の一を取り分けて主に献げることによって、いつも神第一にして生きることを学びなさい。もし献げる中央聖所が遠ければ、それらを売ってお金にして中央聖所にもって行って、そこで牛と羊を1頭ずつとその他諸々を買って家族と神のみ前で食べるのです。レビ人を呼ぶのを忘れないようにしなさい。
また3年ごとに十分の一をそれぞれの地域の社会福祉事業のために献げ、財産をもたないレビ人や未亡人や孤児がお腹いっぱい食べれるように助け合いなさい。そうすれば神がすべてうまくいくようにしてくださるのです。