申命記29章 主がよくしてくださったことを回顧して

「…あなたがたが身に着けている上着はすり切れず、その履き物もすり切れなかった。」申命記29:5

助産師永原のちょっと一言
モーセは出エジプトの出来事から、旅の終わりのヘシュボンバシャンとの戦いで主がどのように民を守られたかを回顧させています。それは神が民に真の主を悟らせる為でした。その後、契約する対象者が挙げられます。それは部族長から僕、まだここにいない子孫に至るまで民全員と結ぶ契約です。一人の者が軽率にも他の神々を拝することがあったら、その人の名が命の書から消し去られるだけでなく、民全体が共に滅びると書かれています。信仰は個人の問題とともに、全体にも影響するということです。新約聖書には教会はキリストを頭とした共同体であり、教会員は各々肢体であると書かれています。一部が痛めば全体が痛むのです。一人も信仰につまずくことがないように手を携えていきたいと思います。そして教会員は祈り祈られ、助け助けられ、看取り看取られて、一生涯共に信仰生活を守っていく間柄なのです。この世にあって精一杯主を讃美し、喜びの信仰生活を過ごす仲間でありたいです。

聖書要約
モアブで結ばれた契約
シナイ山で結ばれた神とイスラエルの民との契約とは別にモアブ平野でモーセがもう一度イスラエルの人々に結ばせた契約の言葉です。
あなたたちはエジプトで主がされた大いなる奇跡のみわざをその目で見ました。わたしは荒野を40年間あなたたちを導きました。しかしあなたたちの着物は古くならず、履き者も擦すり減ることはありませんでした。あなたたちは約束の地に来た時、彼らの国を占領し、すべてにおいて成功しました。わたしはすべてのイスラエルの民と契約を結びます。あなたたちは異教の神を拝みたいと言う者があっては絶対にいけません。もし民の中に「私だけは大丈夫、やりたいようになるわ」と言う者がいたなら、主は決してお赦しにはなりません。その人の名前を命の書から消し去るばかりか、すべての者に災いがくだることになります。そしてかつて主の怒りを招いて滅ぼされたソドムやゴモラの町のようになります。もし外国人が「なぜこのように主がなさったのか」と問うならば、「彼らは先祖の神、主の契約を捨てて、他の神々に仕えたため」ためですと応えるでしょう。神さまはすべてのことを示されたわけではありませんが、はっきり示された事は子々孫々に至るまで、従わなければならないのです。