申命記33章 主の祝福

「次は神の人モーセが、その死を前にしてイスラエルの子らを祝福した、祝福のことばである。」申命記33:1

くぅ~ママのちょっと一言
ヤコブは死ぬ前に12人の子どもたちを集め祝福しましたが、モーセも死前に12部族に祝福を与えました。祝福を頂く事はなんと幸いなことかと思います。祝福は努力して手に入れるものでもなく、お金で買える物でももちろんなく、ただ有難く頂くものなのです。神の祝福である長子の特権を軽んじて歴史の舞台の脇役となってしまったカインの事は創世記に書かれている通りです。祝福を軽く見てはいけないのです。
クリスチャンは週の初めの礼拝において祝祷を受けます。祝祷を受けて1週間を始めるのがクリスチャンです。その祝祷の恵を両手いっぱい頂いて、家庭に、職場に、学校に、地域にお分けするのがクリスチャンの役割はないでしょうか。

聖書要約
モーセの祝福
神の子モーセが生涯を終えるに先だってイスラエルの民を祝福しました。
神はシナイ山、セイル、バランで、聖なるものを従えて、主の権威を現わす右の手に炎を持ってわたしたちに現れてくださいました。わたしたちの神がどれほどイスラエルの民を愛しておられることでしょう。またあなたから与えられた律法がいかに大切なものでしょう。主は愛するイスラエル、エシュルンの内に共にいてくださいます。
ルベンを生かして滅ぼさないでください。ユダの声に耳を傾けて、み手をもって彼のために戦ってくださるように。レビがトンミムとウリムを持って祭司の役目を果たすことが出来るように。ベニヤミンを主に愛されて主がそばにおられる。ヨセフの子であるエフライムとマナセには祝福と繁栄があるように。ゼブルン、イッサカルは地中海での貿易による富の集積しますように。ガドの土地を広げてくださるように。ダンにはバシャンの野から勢力を拡大してくださるように。ナフタリには主の恵を満たしてください。アシュルンは子らのうちでもっとも祝福されますように。
エシュルン(イスラエル)の神である主のような神は他にいません。私たちの避け所であり強い味方であり、恵を降り注がれる神です。イスラエルの皆は幸せです。主は助ける盾、剣なのです。