サムエル記第一10章 気の弱いサウル王になる

は「見よ、彼は荷物の間に隠れている」と言われた。」サムエル記第一10:22

助産師永原のちょっと一言
サウルがサムエルのところから帰る途中に3つのことがおこると預言されます。それらの事はサウロが王になることが主の働きである事を言い表しています。しかしそのしるしを与えられながらもなんとも自信のないサウルです。おじに聞かれても王として油注がれたという大切なことを下隠しにするし、選ばれた時などは荷物の間に隠れていたのですから。しかし主がサウロを選ばれて王とされたのです。勇者の心を動かしサウルに仕えさせたのでした。主の選びはいつも取るに足らないもの、弱いものに向けられます。それは主の力が現れるためです。力ある者が成功してもそれは自分の力だと思いますが、自分には力がないと自覚する者は成功したのは主が働いてくださったからと分かります。しかし人間の愚かさは、成功するや否やまるで自分が実力があったように思うことです。サウルの晩年もそのようでした。そのような愚かな間違いをすることがないようにいつも主に栄光を帰す者でありたいです。

聖書要約
サムエルはサウルに油を注ぎ、主がサウルを指導者とされたことを伝えました。そして帰る途中で二人の男から父のろばは見つかっていると知らされることや、3人の男からパンを与えられることや、預言者の一団が楽器を鳴らして高台から下ってくるのに遭うことを告げました。そして実際これらのことはその日の内に起こり、サウロは預言者と一緒になって預言したのでした。このことから「サウロもまた預言者の仲間か」ということわざになったほどでした。サウロは預言を終えると高台に上っていきました。サウロのおじから「どこへ行っていたか」と聞かれたのですが、サムエルのところに行きろばのことを教えてもらった事は話ましたが、王のことは話しませんでした。
ところでサムエルはミツパに民を集めて、民の要求である王を立てるために全部族を呼び集めました。そしてくじによって神意を求めたのです。その結果ベニヤミン族のマトリ氏族のキシュの子サウロが選び出されたのです。しかしサウロはどこにもいません。荷物の間に隠れてしまっていたのです。サウロを探し出し民の真ん中に立たせました。そして民は「王様万歳」と喜びました。神に心動かされた勇士達はサウロに従いました。しかし「こんな男に我々を救えるか」と言った者たちもいたのです。