サムエル記第一29章 主のお計らい

「彼は、我々と一緒に戦いに行ってはならない」サムエル記第一29:9

助産師永原のちょっと一言
同胞との戦いを前にダビデは動揺していたことでしょう。しかし軍が配置され出陣という前夜、ダビデはその命令を解かれたのです。それはペリシテの指揮官が「なぜここにイスラエル人がいるんだ」「彼は我々と共に戦いに上っていってはならない」とダビデの行動の間違いを言い当てたのです。取り巻きにいる者の方が事の本質が見えるということがありますが、まさにそのような光景ではなかったかと思います。しかしこのことは主が働かれた結果であることはいうまでもありません。私たちの信仰生活の中でも「主が守ってくださったんだなあ」という経験は幾度もあります。私たちが間違いを犯さないようにいつも主は守っていてくださいます。霊の目と耳を開いて主が招かれる方に向かって歩んでいくことが出来ますように。主は私たちが罪を犯すことを決して望んでおられないのですから。

聖書要約
ダビデ、ペリシテ軍から離脱する
ペリシテ人の軍とイスラエルの軍が相対して戦いが始まろうとしていました。ペリシテの軍の隊長たちはそれぞれの隊を率い、ダビデは王の護衛としてしんがりを務めようとしました。ところがペリシテの指揮官達はダビデと共に戦えないと王に言ったのです。王が「ダビデはペリシテに来て以来、やましい事は一つもなかった」と、ダビデが共に戦うことを勧めましたが、指揮官達はダビデが裏切ってサウル側につくことを懸念しました。しかたなく王はダビデに「あなたにはなんら悪意がないことは分かっているが、指揮官達が一緒に戦うことを好まないと言っている」と伝えたのです。「一緒に戦おうとしているのになぜ」というダビデに王は言いました。「あなたは御使いのようによい人間だということは私にはわかっています。しかしペリシテの指揮官達が『彼は我々と共に戦いに上っていってはならない』と言うのです」と。そこでダビデは朝早く引き返したのでした。