サムエル記第一28章 主はお答えにならなかった

「サウルはに伺ったが、は、夢によっても、ウリムによっても、預言者によってもお答えにならなかった。」サムエル記第一28:6

助産師永原のちょっと一言
ダビデのうそがばれる時がやってきました。ダビデのアキシュ王への答えがうわずっているように思えます。しかしもっとピンチなのはサウルです。神から答えがいただけないのです。自ら禁止した口寄せを使ってサムエルの霊を呼び出すほどでした。しかし答えはサウルにとっては悲惨なものでした。主から離れることほど不安なことはありません。主が答えてくださらないことほど不気味で辛い事はありません。もし自分も主から見離されたら…しかしイエスキリストの十字架を仰ぎ見る者は決して見離される事はないのです。私たちは主の祈りで「私たちを試みにあわせず、悪より救い出してください」と祈りますが、もし主が試みられることがあるとしたら、それは決して罰を与えられているのではなく、それによって気付くべきことがあるということでしょう。また祈りに対してすぐに答えがいただけない時にも決して見離されわけではなく、主の深いみ旨があることを確信したいと思います。


サウル、口寄せの女を訪れる
ペリシテとイスラエルの間で決戦の火蓋が切られようとしていました。アキシュ王はダビデに王の護衛としてイスラエルと戦うように頼みました。「もちろんです。僕の働きをお見せしましょう」とダビデは答えました。一方ペリシテの大軍を前にしてサウルはうろたえました。神にどのようにしたらいいのか伺うのですが、神はサウルから離れてしまわれたので答えは返ってきません。サムエルは死んでしまっているので聞くこともできません。サウルは口寄せや霊媒師を国から追放していたのですが、口寄せの女を探し出し、普通の人の身なりに変えて訪ねました。女は口寄せをすることは禁止されているからと最初は断りますが、熱心な頼みに負けて霊を呼び出すことにしました。そして王の望みどおりサムエルが呼び出されたのです。王は攻めてくるペリシテに対してどのようにしたらよいかを尋ねましたが、サムエルは「神は予告どおり、サウルから王位を取り去りダビデに与えられ、イスラエルもペリシテに渡される」と答えました。そしてサウルと息子達は明日には私と一緒いることになると言われたのです。それを聞いたサウルは地に倒れてしまいます。言葉におびえたのと空腹だったからです。口寄せの女の好意で食事を勧められ、サウルはそのような気持ちではなかったのですが、しきりに他の者も勧めたので、座して食べ帰路につきました。