列王記上16章 サマリアと名付けた


「彼はその築いた町の名を、山の所有者であったシュメルの名にちなんでサマリアと名付けた。」16:24

くぅ~ママのちょっと一言
16章では北王国イスラエルの歴代の王が列挙されています。
南王国ユダが、ソロモン王の後、レハブアム、アビヤム、アサと3人の王が次々と代わっていく間、北王国イスラエルではヤロブアムが国を治め続けていましたが、アサがユダを治めるようになって3年目にヤロブアムに代わってナダブが王となり、続いてバシャが謀反を起こして王となり、エラ、ジムリに続いてオムリ、アハブが王になりました。
南王国は主に従うアサ王の治世が長く続きますが、北王国は次々と王が代わっていったのです。
そして偶像礼拝のサマリアの町がオムリ王によって築かれたことが書かれています。また、エリコの町も再建されます。ヨシュア記6:26に、ヨシュアがエリコの町を滅ぼした時「この町エリコを再建しようとする者は主の呪いを受ける。基礎を据えたときに長子を失い城門を建てたときに末子を失う。」 と誓ったと書かれているのですが、この町を再建した時にその通りのことが起こったことが記されています。
サマリアの町ですが、新約聖書に出てくる良きサマリア人の例え話にも出てきますし、イエスキリストが水を求めた女性もサマリアの女性として書かれています。サマリアは偶像礼拝の町、また混血の町として、ユダヤ人の歴史の中で、特に捕囚後、ユダヤ人はサマリア人を忌み嫌いました。しかし使徒言行録には、「福音はエルサレムから始まって、ユダヤ、サマリアへと広がっていきました」という記事があり、異教の地に福音が伝えられた最初の町ということになります。その後どんどんと異教の地にも福音が伝えられ、私たちの日本にも旧約聖書そして新約聖書が伝えられたのです。「まことに「罪」のいや増すところに「恵」もいや増すなり」主の恵が世界にあまねく広がる日がきっとくると期待します。

聖書要約
バシャは主の目に悪とされることを行い、預言者イエフに主に裁かれることを預言されます。
イスラエルの王エラ
バシャに続いて、その子エラが王になり、2年間王位につきました。ジムリが謀反を起こして王となります。ジムリはバシャの家の者をすべて撃ち滅ぼしつくしました。またむなしい偶像礼拝でイスラエルに罪を犯させ、主の怒りを招きました。
イスラエルの王ジムリ
ジムリは7日間のみの王でした。その後軍の司令官オムリが王となります。
イスラエルの王オムリ
オムリは主の目に悪と思われることを行いました。オムリは山を買い取って町を築き、サマリアと名付けました。そこを偶像礼拝の拠点としてどの王よりも悪を行ったのです。そのオムリも死に、その子アハブが王となります。
イスラエルの王アハブ
アハブは22年間サマリアでイスラエルを治めたのですが、以前のどの王より悪を行いました。また妻のイゼベルはサマリアにバアル神殿を建て、アシュラ像を築き主の怒りを招いたのです。またべテル人ヒエルがエリコの町を再建したのですが、基礎を据えた時に長子を失い、扉を付けた時末子を失いました。