列王記上15章 「主の目に適うこと」


アサは父祖ダビデのように、の目にかなうことを行った。」列王記第一15:11

くぅ~ママのちょっと一言
北王国と南王国の王が紹介されています。王の名前と王位の年数とその時の相手側の王の名前、そして神の前にどう生きたかということが必須項目として記されています。
私自身の死に際して書き記すとしたら、この世に生まれた日、この世を去った日、そして神からお預かりした二人のわが子をとにかく一生懸命育てたこと。そして一番大事な私自身がどのように生きたかですが、それは学歴、職歴などで表されるものではなく、「神を悲しませるような場面もいっぱいあったけど、いつも神の前に悔い改め、人と仲良く暮らし、常に神に忠実に従おうと生きてきた。」と書き記されたいなと思います。

聖書要約
ユダの王アビヤム
北王国イスラエルではヤロブアムが王になって18年目、南王国ユダではレハブアムに代わってその子アビヤムが2代目の王となりました。アビヤムは3年間王位にありました。母の名はマアカ。アビヤムも父を同様、神に従わず罪を犯しました。しかし神はダビデ故にダビデの家系を絶やす事はなさいませんでした。ダビデはウリヤの事以外では全て神に従った王だったのです。
ユダの王アサ
北王国のヤロブアムが王になって20年目、ユダではアビヤムに代わってアサが王位につきました。母の名はマアカ。アサは父や祖父とは違い、主の目にかなう正しいことをしました。神殿男娼を追放し偶像を壊し、偶像を作った母マアカも退けました。しかし聖なる高台を取り除く事はしませんでした。アサとイスラエルの王バシャとの間には戦いが絶えませんでした。アサが死んだ後、ヨシャファトが王となりました。
イスラエルの王ナダブ
ユダ王国でアサが王になって2年目に、北王国ではヤロブアムの子、ナダブが王となり2年間国を治めました。ナダブも父と同様悪の道を歩んだ王です。ナダブは謀反を起こしたバシャによって殺されます。バシャはヤロブアムに属する者を全て滅ぼしました。アヒヤの預言通りです。
イスラエルの王バシャ
ユダのアサが王になって3年目にイスラエルではバシャが王となります。バシャはヤロブアムの道を歩み、主の目に悪を行ったのです。