列王記第二16章 「異教の祭壇の見取り図」


「祭司ウリヤは、すべてアハズ王が命じたとおりに行った。」列王記第二16:16

くぅ~ママのちょっと一言
アハズヤはユダが窮地に陥った時にアッシリヤに隷属することを意思表示して援軍を頼みました。その結果アッシリヤはアラムとユダを手中に収めたのです。
主の民が頼るべきは主なる神であるのに、アハズ王はアッシリヤに頼みをおきました。
私たちはつい目に見えるものに頼ろうとしがちですが、窮地に陥った時、心に不安を覚えている時、神に頼りたいと思います。「主の手が短いと言うのか」(民数記11:23)という神のみ声を確信を持って聞き取りたいと思います。

神が与えてくださる救いは表面的な、その場しのぎのもではなく、本当に命が生きる解決を与えてくださいます。

聖書要約
ユダの王アハズ
(イスラエルではペカ王治世17年目)在位16年、ヨタムの子であるアハズは父とは異なり神の言葉を守りませんでした。異教的風習を真似て丘の上や木陰の祭壇でいけにを捧げたり、子供を火の中にいれることもしました。
その頃、アラムとイスラエルの連合軍がユダを包囲しました。アハズはアッシリヤに援軍を要請しました。アハズヤは「私はあなたのしもべです」と神殿の宝物庫から金銀を取り出して送り、アッシリヤに隷属する意志を示したのです。その結果アッシリヤはアラムを占領して民を捕虜とし王を殺害しました。
その後アハズはアッシリヤの王に会いにダマスコにいきました。そこで異教の祭壇を見て、その見取り図や作り方を書いて、エルサレムの祭司ウリヤに送ったのです。ウリヤはアハズ王が帰ってくるまでにその祭壇を作り、アハズ王はそれ以来、その祭壇で献げものをしました。神のみ前にあった青銅の祭壇は王が個人的に占いのために使うことになりました。さらにアッシリヤの王に敬意を表す為に宮殿と神殿の間の祝祭用の通路を取り外したのです。