歴代誌第一8章 「子の名前に見る信仰」


「ネルはキシュを生み、キシュはサウルを生み、サウルはヨナタン、マルキ・シュア、アビナダブ、エシュバアルを生んだ。」歴代誌第一8:33

くぅ~ママのちょっと一言
イスラエルの初代の王であるサウルの系図が書かれています。サムエル記上9章に「サウルの父はベニヤミン族のキシュで勇敢な男であった。彼にはサウルという息子があり、長身の美しい若者であった。」と書かれていますが、その遡っての系図とまたサウルの子孫の系図が書かれています。

サウルの子どもたちの名前の意味が興味深いです。長男ヨナタンは「主なる神の賜物」次男マルキ・シュア「我が主なる王は救い」サウルの厚き信仰が読み取れます。しかし3男からは主に栄光を帰すのではなく、「我が父は高貴」と自分への賞賛に変わっています。4男に至っては「バアルはいます」異教の神バアルを讃美する名前になっているのです。サウルは神から見離されて悲惨な生涯を終えます。

聖書要約
ベニヤミンの子孫-もう一つのリスト
ベニヤミン族の系図の内、ベニアミンから孫までの名前が挙げられています。
エフド(ベニヤミンとの関係は不明とのこと)はゲラからマナハトに移住しました。
シュハライムの家系の家長が列挙されています。エルサレムに住んでいたとのこと。
ギブオンとエルサレムに住んだベニヤミン族がおり、ネルの子はキシュ。キシュの子がサウルです。サウルの系図はヨナタン、メフィボシェテ、ミカ、アハズ、エホアダ、ジムリ、モツァ、ビヌア、アツェル。アツェルの兄弟エシュクのこどもがウラムで、ウラムには150人の子供と孫がました。