歴代誌第一9章 「帰還の意味」
「彼らは、神の宮の奉仕の仕事に熟練した勇士たちであった。」歴代誌第一9:13
くぅ~ママのちょっと一言
1章から始まった系図は9章で終わり、サウロの記事に進みます。9章の最後にもう一度サウルの系図が書かれています
この章の最初に捕囚の民となった理由が「偶像礼拝の罪による」と書かれていますが、それならば帰還の理由はなんでしょう。神はペルシャのクロス王を用いて不思議な方法で帰還の道を開かれるのですが、最初に帰還を果たした祭司の数の多さを見るにつけ、神の栄光を表すということがエルサレムに帰還の道を開かれた理由だと思うのです。
私たち一人ひとりも存在する理由があるはずです。その理由を受け止め、神が置いてくださったところで神から頂いた使命を精一杯果たしたいと思います。
聖書要約
捕囚期の後、エルサレムに住んだ者
ユダの人々は偶像礼拝の罪により、バビロンに捕虜として連れて行かれました。
時を経て、最初に帰還を果たしたのは、イスラエルの諸部族の家族と祭司とレビ人、神殿奉仕者でした。そしてエルサレムに住んだものはユダの一部690人、ベニヤミンの一部956人、エフライムとマナセの一部でした。
祭司はアザルヤなど1760人が帰還しました。
レビ人の中にはシャヤがいます。メラリの子孫です。またエルカナの孫、アサの子のベレクヤもいます。
その他のレビ人としてコラ家のシャルムは門衛の任務につきました。エルアザルの子ピネハスがその職務に最初に着きました。神が彼らと共におられたからです。門衛は系図を元に選ばれ、誠実さを買われて任命を受けた者たちでした。1週間交代でその任務に当たりました。宝物庫の責任を負う者、神殿の警備をし、扉を毎日開く者、祭儀用具の責任者、香料の調合は祭司の仕事でした。ケハト一族が供え物のパンを焼く責任を負いました。また詠唱者は祭司室に留まり、他の任務は免除されていました。