歴代誌第一16章 「感謝をせずには…」


「その日、その時、初めてダビデはアサフとその兄弟たちを任命して、このようにに感謝をささげさせた。」歴代誌第一16:7

くぅ~ママのちょっと一言

8節からの感謝の詩は歴代誌の史家が詩篇から引用したと考えられています。任命を受けた者がこの感謝の詩を常に献げたのでしょう。
私たちも毎日祈ります。まず神に今日守られていることへの感謝、これまでに神から頂いた恵への感謝、またこれからの神の導きを確信しながら感謝の祈りを捧げます。神は祈りに応えてくださり必ず最善に導いてくださいますから、私たちはなにかをせずにはおれないのです。

ダビデが民に祝いの品としてパン一個とナツメヤシの菓子、干しぶどうの菓子を配ったのは、喜びゆえにそうせざるを得なかったのだと思います。

聖書要約
神の箱の前で儀式を始める
神の箱は無事用意されていた天幕に運び込まれます。そしていけにえが献げられ、ダビデ王が神の名によって国民を祝福し、王からお祝いの品が配られました。王はまた神の箱の前で奉仕する者を選びました。責任者はアサフでシンバルを鳴らしました。その他レビ人の幾人かがそれぞれの奉仕をしました。そして神に感謝をささげる務めがアサフらに託され、感謝の詩が歌われます。まず神への感謝(8~13節)。次にアブラハムと結ばれた契約とイスラエルの歴史を想起(14~22節)。次に神を称え、勇気と希望の喚起(23~33節)。そして主の救いへの願い(34~36節)が歌われました。
ダビデはアサフに神の箱の務めを託し、オベド・エドムらを門衛としました。ギブオンの古い天幕もそのままして、神の命令どおりいけにえを献げました。「主の慈しみはとこしえに」と感謝する者たちも指名されました。こうして祝いも終わり、民はそれぞれ帰宅しました。ダビデも家族を祝福する為に戻りました。