エズラ記1章 「心を動かされた王」

「この方が、ユダにあるエルサレムに、ご自分のために宮を建てるよう私を任命された。」エズラ記1:2

くぅ~ママのちょっと一言

エズラ記にはユダの人々がバビロン捕囚からエルサレムに帰還したことと、神殿建築がどのように進められたかということと、神殿を再び神に献堂することが出来たことが書かれています。

1章は捕囚の民が自国に帰還することができた理由が記されています。神がペルシヤ帝国のキュロス王の心を動かされたからです。捕囚の民として過ごした70年間でこのようなことが起るとは誰が想像したでしょうか。

たとえ思い通りにならない辛い状況であっても神が必ずそこから解放してくださることを信じたいと思うのです。

聖書要約
ペルシヤの王キュロスの布告
ペルシヤのキュロス王の治世1年のときに、神はキュロスの心に働きかけてエレミヤが預言した通りのことを行われました。キュロス王が国中に次のように布告したのです。「広大な領土を与えてくださった神は、私にユダの国エルサレムに神の神殿を建てよと告げられた。わが帝国にいるユダヤ人は直ちにエルサレムに帰り、神殿を建てるが良い。帰らない者は帰る者の費用を負担して、建築の為の献げ物をするが良い」と。こうしてユダ族とベニヤミン族、祭司レビ人などが、神から心を駆り立てられて帰途についたのです。
キュロス王はアッシリヤのネブカドネツァル神殿から自国の神殿に移した金銀の祭具をエルサレムに持って帰らせました。その数は5400にも及びました。