歴代誌第二36章 歴史を支配される主

「ペルシアの王キュロスの第一年に、エレミヤによって告げられたのことばが成就するために、はペルシアの王キュロスの霊を奮い立たせた。」歴代誌第二36:22

助産師永原のちょっと一言
ついにユダは主に立ち返ることなく、バビロンに捕囚の民として連れて行かれます。輝く神殿も破壊され、見事な祭具も持ちされ、エルサレムは廃墟となります。70年間の捕囚のことにはここでは触れられていませんが、時が満ちて、帰還するに至ったことが記されています。大帝国バビロンが滅んで、ペルシャ帝国の時代がやってきたのです。その王に主は働きかけられました。実は捕囚の民となることも、エルサレムに帰還することもエレミヤは預言していたのです。そのことはエレミヤ書で詳しく見たいと思います。このように見てみると主は歴史の支配者である事が分かります。世界の歴史はBC(Before Christ)「キリスト以前」と AD(Anno Domini)「主の日」で表されていますが、主は人類の歴史に大きく介入されているのです。であるならば主の御心を知る事は私たちの最重要課題と言えるのではないでしょうか。

聖書要約
ユダの王アハズ
ヨシアの死後その子ヨアハズが王となりましたが、エジプトの王は彼を退位させ、ユダに多額の税金を課しました。そしてヨアハズの兄弟のエルヤキムをヨヤキムと改名させて王としました。
ユダの王ヨヤキム
彼は25歳で王となり11年間王位にありました。彼は主の目に悪とされる事を行いました。バビロンのネブカドネツァルが攻めてきて、彼を捕らえてバビロンに連行しました。神殿の祭具も持ちさられました。
ユダの王ヨヤキン
彼は8歳で王となり、3ヶ月10日王位にありました。かれも主の目に悪とされる事を行いました。彼もバビロンに連れて行かれます。
ユダの王ゼデキヤとバビロン捕囚
彼は21歳で王となり11年間王位にありました。彼もまた主の目に悪とされる事をおこないました。預言者エレミヤの忠告も聞こうともしませんでした。ネブカドネツァルに忠誠を誓いながらも一方では反逆を企てました。主は繰り返し御使いを遣わされましたが、王はそれをあざ笑い、預言者を愚弄しました。
神はバビロンにエルサレムを攻めさせられたのです。老若男女の多くが殺され、神殿の祭具の全てはバビロンに持ち出されました。城壁は片っ端から壊され、宮殿に火がつけられました。そして生き残った者はバビロンに連れて行かれて、奴隷となりました。
このようにしてエレミヤの預言どおりのことが起ったのです。
それから70年の歳月が経ち、主はペルシャのキュロス王の心を動かして、ユダの人々に「エルサレムに帰還し、主の神殿を建てるように、主が共にいてくださるように」と言わせたのです。これもエレミヤの預言どおりのことでした。