エズラ記8章 「神の恵み」

「私たちの神の御手は、神を尋ね求めるすべての者の上に幸いを下し、その力と怒りは、神を捨てるすべての者の上に下る」エズラ記8:22

くぅ~ママのちょっと一言
エズラは帰還を前に王に「わたしたちの神を尋ね求める者には、恵みあふれるその御手が差し伸べられ、神を見捨てる者には必ず激しい怒りが下ります」と言いました。ですから旅の守りを王に願ったり、人の手に頼るのは恥と考えたのです。とは言え、盗賊山賊が予測される旅を丸腰で出発するリーダーエズラの気持ちは想像を絶します。しかし全て開け放して、神に信頼して1歩を踏み出したものを神は放っておかれるはずがないのです。結果はエズラの信仰の勝利でした。私たちも信仰の勝利を手にしたいと思います。

聖書要約
バビロンから上ってきた人々
アルタクセルクセスの治世に私(エズラ)とバビロンから上ってきた家系は15部族でした。
レビの勧誘
出発に際して私はアハワに向かって流れる川のほとりで3日間野営をしました。その時集まった人々の中にレビ人がいないことに気付き、遣いを送り、神殿に仕える者をよこしてほしいと頼みました。愛しみ深い神のみ手が助けてくださり、有能な人物が送られてきました。
旅の始めの祈り
私はアハワの川のほとりで断食をして祈りました。私は王に「わたしたちの神を尋ね求める者には、恵みあふれるその御手が差し伸べられ、神を見捨てる者には必ず激しい怒りが下ります」と言ったので、旅の無事を歩兵や騎兵を王に求める事をせず、神に私たちのため、幼子のため、持ち物ため、旅の無事を心から祈ったのです。
神殿の祭具を寄託
私は祭司長の中から12人を選び、王や高官、イスラエルの民らが献げた金銀祭具を彼らに託しました。
エルサレムに到着
このようにしてアハワを出発し、道中、待ち伏せる敵の攻撃も、神の御手に守られて無事にエルサレムに到着しました。祭司に預けられたものも、数量間違いなく、持ってくることができました。捕囚から戻ってきた者たちと共に神に礼拝し献げものをしました。それから王の命令書が地方総督とユーフラテスの西方の長官に手渡され、イスラエルの民と神殿は彼らの支援を受けることができたのです。