ヨブ記2章 健康を奪われたヨブ

「私たちは幸いを神から受けるのだから、わざわいも受けるべきではないか。」ヨブ記2:10

くぅ~ママのちょっと一言

ヨブの次なる試練は体の苦痛でした。それに加えて妻の言葉でした。しかしヨブは「主から幸福を頂いたのだから、不幸も頂こうではないか」と神への信頼が揺らぐことがありませんでした。1章でも「主は与え、主は奪う。主の御名はほめたたえられよ」の信仰にたったヨブです。

この身に起こった良いことはともかく、有難くない事も主から与えてくださったのだからと感謝することはなかなかできるものではありません。確かに人生の中には「なぜこのことが起ったのか」と思うような辛いことがおこります。私は命が終わって神のみ元に行った時に、それらのことがなぜ起こったのかをお聞きしてみようと思っています。神は「素晴らしい主のご計画のためだったんだよ」ときっと答えてくださると信じています。そう考えると、わが身に起ったすべての事に感謝する信仰をもち続けることが出来るような気がします。

聖書要約
ヨブが大きな災難にあってしばらくしてからのことです。また天上で御使いたちが神のみ前に集まっていた時、またもやサタンがやってきました。地上をほうぼう巡回してきたというサタンに神は「ヨブを見たか。ヨブほどの人格者はいない。理由もなく危害を加えたのに、彼はどこまでも主を敬っている」と言われました。それに対して「ヨブでも病気になったら主を呪うに違いない」というサタンに神はヨブを任されます。但し命は奪わないようにと。
そこでサタンはヨブの体の頭の先から足の裏までひどい皮膚病に罹らせました。ヨブは灰の上に座り、素焼きのかけらで体中をかきむしりました。そんな彼を見て、妻は神を呪って死ぬ方がましだと言うのです。しかしヨブは「神から幸福を頂いたのだから、不幸も頂こうではないか」と言葉で罪を犯すことがありませんでした。
ないほどでした。

さてヨブの親しい友がヨブの災難を聞きつけてやってきました。エリファズとビルダドとツォファルの3人はヨブの見分けもつかないほど変った姿に大変嘆き、ヨブの苦痛を見ると言葉もかけることができないほどでした。