ヨブ記3章 ヨブの嘆き

安らぎもなく、休みもなく、憩いもなく、心は乱れている。」ヨブ記3:26

くぅ~ママのちょっと一言
死を望むほどの苦悩に襲われているとヨブは訴えます。そして神のみ心が見えないことが苦痛の最たるものであると訴えているのです。なんと辛いヨブの嘆きでしょう。しかし決して神を呪っているのではなく、その言葉の中に神に向かって手を伸ばして助けを求めているヨブの姿が見えるような気がします。
苦しいときに祈ることができることは幸いなことです。祈りの中で神から苦悩の意味を教えていただけたら乗り越える力になります。もし神から何も答えを頂くことができなくても、神が苦痛のそばにいてくださることを信じ続けたいと思います。

聖書要約
ヨブの嘆き

友が来て7日間、苦悩を共にした後、ついにヨブは口を開きました。「自分が生まれた日がなくなればいい。その日が呪われ、光も差さないように。また母の胎にいる時に死ねばよかった。生まれてすぐになぜ死ななかったんだろう。死んでしまえば疲れたものも憩いを得ることができるし、捕らわれ人もやすらぎ、奴隷も自由になれる。なぜ悲惨な境遇に泣く者に光といのちが与えられるのか。死にたくても死ねない。神の与えるものが無益と失意の人生だけなら、なぜ人を生まれさせるのだろう。恐れていたことが起ってしまった。災いが容赦なく襲いかかる」と。