ヨブ記5章 罪があるから災いが襲ったのだ

「聖なるものをおいて、誰に頼ろうというのか。」5:1

くぅ~ママのちょっと一言
エリファズはヨブに「あなたに何か罪があるはずだ。だからこのような災いが襲ったのだ」と因果応報の理論を納得させようとします。神が人間を打つときは懲らしめと戒めのためなのだと。理路整然とした言葉ですが、苦しんでいるヨブにはどのように聞こえたでしょうか。本当に苦しんでいる人や悲しんでいる人、怒っている人に対して、自分の意見を言ったり、ましてや「あなたが…だからこうなったんだ」などとコメントされることほど辛い事はありません。また苦しんでいる人をやいらだたせた側の肩を持つような言葉ほど腹立たしく、空しく聞こえることはありません。口を閉ざしたくなります。ヨブを心配してきてくれた友ですが、これではヨブの心の負担が一層重ったことでしょう。

聖書要約
(エリファズが続けて言いました)
「聖なる者以外にはあなたに答えてくれる者はいない。神に背くものは栄えるように見えても思いもよらない災難に見舞われるものだ。人はそもそも罪がある。だから神に罪を告白しなさい。不思議な業をなし、雨を降らせて下さる神は正しい者に希望を与え、悪い者を懲らしめられる。神に誤りを正してもらえる者はなんと幸いなことか。神の懲らしめを受けても神はあらゆる災いから救ってくださる。そうすれば何も心配もなく一生を送ることができる。このことがうそ偽りがないことを私は経験から割り出した。私の忠告をよく聞いてほしい」