ヨブ記14章 「人はどこに行くのか」

「人間は息絶えると、どこにいるのか。」ヨブ記14:10

くぅ~ママのちょっと一言
ヨブは苦しみの中で人生とは何かを問い直します。死をもって終わる人の人生は草木にも劣るのではないかと。そして私たちは神さまの意のままに動かされ、それは悲しみと痛みがあるだけだと。たしかに私たちの人生には苦痛を伴います。最後には死を受け入れるという最大の苦痛が待ち受けています。しかし苦痛のある人生であっても、イエスキリストの恵みの中にあるならば、その苦痛を乗り越える力が与えられます。「あなたがたはこの世で苦難がある。しかし勇気を出しなさい。わたしは既に世に勝っている」(ヨハネ16章)勝利の主イエスが人生の味方なのです。そして私たちには何よりも主イエスが十字架に架かって下さったことで永遠の命が与えられているのです。

聖書要約
人はなんともろく、短く、苦しみは絶えない。あっという間に消え失せるようなはかない人間を神はこんなにも厳しく攻め、断罪されるのですか。時はあなたが支配されています。だから私につかの間の休息を下さい。切り倒された木も新芽を出し、水さえあれば枝を出す。そんな木よりも死んでしまえばなくなる人間はなんと不幸なことか。人は死んでしまえばもう生きなくてもいいのです。ひたすら死を望みます。神さま私を呼んでください。私はあなたに答えます。私のしたことをことごとく忘れ去ってください。しかし大地が崩れ去るときがきても、神はいつまでも攻め、追いやられます。神はしわだらけの老人になったとしても遠くに追いやられます。私はどのようなことが人生のなかで待ち受けているか分かりませんが、ただ悲しみと痛みに耐えるのみです。