ヨブ記17章 「天への希望」

「いったい、どこに私の望みがあるのか。だれが私の望みを目にするのか。」ヨブ記17:15

くぅ~ママのちょっと一言
ヨブは自分の周りは闇ばかりで、死が私にふさわしい場所であると言います。もし死が闇であればなんと恐ろしいことでしょう。しかし私たちクリスチャンにとっては死も希望であり、けして闇ではありません。ヨブの悲劇は苦しみの中で希望の神に出会えないことにあるのです。
ヨブが経験したように、たとえ友が自分から心が離れていくようなことがあったとしてもイエスキリストが伴ってくださることに目を向けたいと思います。この世の去るときにもイエスキリストが手を引いて天に携え上げてくださることを覚えたいのです。

聖書要約
ヨブの言葉が続きます。
「私は死の一歩手前だ。人々の嘲りの中で夜を過ごす。神よ、私が潔白であることの保証人になってください。潔白である事を証明してくれる人は他にいないのです。彼らが勝ち誇ることがないようにしてほしいのです。「わいろをもらって友を裏切るような者の子ども達は目が見えなくなる」という格言は私のことだと人は言う。
神は私を物笑いの種にされたのです。今の私は昔の私の影のようなもの。公平な人は私を見てきっと驚くだろう。
私の人生は終わりました。人生の計画も願いも失われました。夜の後には昼が来ると人は言いますが、私には闇また闇。希望は失われ、ただ死に親しみを覚えるのです。