ヨブ記33章 魂の救い
「神は、私が滅びの穴に下らないように、私のたましいを贖い出してくださった。私のいのちは光を見ることができる」と。」ヨブ記33:28
くぅ~ママのちょっと一言
これまでの3人の友人の言葉はヨブが罪を犯したから神に罰せられているという因果応報の考えから発したものでした。ヨブ自身も自分は悪いことをしていないのに罰せられると言い続けています。しかしエルフは神の絶対的な主権に対して、人間は謙り悔い改めて神のみ前に立つ存在である事を説いています。
クリスチャンであっても人生の中で良いこともあれば、あってほしくないことも経験します。しかしクリスチャンは主のみ前に謙ることによって、主が共におられると信じことによる強さと、この世で命が終われば天国にいくという永遠の命に対する希望を持つことができるという点で人生を何倍も充実して生きることが出来るのではないかと思うのです。
聖書要約
エリフが続けて語ります。
ヨブよ、私の話を聞いてほしい。全能者なる神が私をお造りになったのだから、私は心の底から本当のことを語る。私はあなたと同じ人間だから、あなたを脅かすようなことはしない。
あなたが「私は潔白なのに、神は私を敵視される」と言うこと自体、罪なのだ。神は人より偉大な方だから、いちいち私たちに説明がないからと言って反抗してはいけないのだ。とは言え、神は色々な方法で私に語られる。一つは夢を通して知恵と訓戒を授けられる。また病気と痛み、はたまた生きる楽しみどころか食欲も奪われるような時に、み使いの執り成しによって再び元気を取り戻させてくださることで「私は罪を犯したけど、そんな私を神は滅びから救ってくださった」と、御心に近づくことができる。それは何度でも経験させてくださる。そのことによって魂を滅びから救ってくださる。
もしそちらに言い分があるなら語ってほしい。そしてもう少し私の話を聞いてほしいのだ。