詩編6編 私の嘆きを聞いてくださる主

は私の切なる願いを聞き は私の祈りを受け入れられる。」詩篇6:9

助産師永原のちょっと一言
詩篇には嘆きの詩が7つありますが、この詩はその一つ、病者の嘆きを歌っています。病床にある不安な気持ちを主に注ぎだした作者は、最後には主が祈りを聞いてくださる確信をもって締めくくっています。
またただ単に病気の苦しみだけではなく、真の苦しみは罪のために神に見捨てられることであり、そうならないために悔い改め、赦しと救いを主に切望して詩っています。
この作者のように心細く祈り始めた祈りが、祈っているうちに、次第に不安が消し去られ、どんどん力が沸いてきて来ることがあります。祈りは神との交流なので、神からの特別の力と、特別の希望が与えられるのだと思います。

聖書要約
主よ、怒りに任せて私を罰しないで下さい。主よ、か弱い私を憐れんでください。私の病気を癒してください。私は不安で胸が一杯です。早く元通りにしてください。
主よ、どうか私を健康にしてください。死んでしまえば主を褒め称えることも出来ないではないですか。
私は嘆き疲れてしまいました。夜ごと私は涙で枕をぬらします。私の周りには私を苦しめる者たちがいます。
不法を行う者は私から離れなさい。主は私の嘆きを聞き私の祈りを受け入れてくださったのですから。主が彼らを罰して追い返してくださるのです。