詩編38編 口を閉ざして

「まるで私は 耳が聞こえず 口で争わない人のようです。」詩篇38:14

くぅ~ママのちょっと一言
7つの悔い改めの3番目の詩です。詩人は死と向き合うほどの病気になり、その上、敵から命を狙われているのです。詩人は罪を悔い改め、健康の回復と、敵との和解を神に祈ります。そして神が応えてくださることに望みを置いているのです。詩人が口を閉ざしている姿に心惹かれます。イエス様も十字架を前に口を閉ざされました。
この世の人たちから理解されなくても神はご存知であることを信じて平安を頂くとき、人は黙して天を見上げるのだと思います。

聖書要約
ああ主よ、お怒りのままに私を罰しないで下さい。もう私には負いきれない重荷です。私は身を二つに折るようにして苦しんでいます。全身が病み疲れています。健康な体に戻りたいと切望しています。私の愛する者たちや友人も遠巻きで見ているだけです。敵はこの時ばかりと命を狙います。私は聞くことができない者、口に抗議をする力がない者のようになりました。神に望みを託しているからです。主よ、どうか私の罪をお赦し下さい。私に苦痛を与える者は次第に強大になり善意を悪意で返します。私は彼らの幸せを願っているのに彼らは私を敵対するのです。主よ、私を見捨てないで下さい。遠く離れないで下さい。すぐに私を助けに来てください。

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