詩編40編 主が望んでおられるもの

「あなたは いけにえや穀物のささげ物を お喜びにはなりませんでした。 あなたは私の耳を開いてくださいました。 全焼のささげ物や罪のきよめのささげ物を あなたは お求めになりませんでした。」詩篇40:6

くぅ~ママのちょっと一言
前半は感謝の詩、後半は嘆きの詩になっています。5節のラハブとは「高ぶる者」と口語訳では訳されていますが、元々は海に住む怪獣の意味、それがエジプトの代名詞となり、この詩のように敵対するもの全般を表すようになったとのこと。
神に救われた詩人は何が神に喜ばれることなのかを詠います。それはいけにえではなく生涯を通じて神にお仕えすることであると。私も心から「なんと神は素晴らしいお方でしょう」と神に讃美をお捧げし、神にお仕えする人生を送りたいと思います。

聖書要約
私はただ主のお助けを待ち望んで祈っていました。すると神は私の祈りをお聞きくださったのです。神は私を泥沼から引き上げてくださり、足を岩の上に立たせ、しっかりと歩ませ、新しい讃美を授けてくださいました。神が私にどれほど素晴らしいことをして下さったかを知った人たちは皆、神を敬い信頼するようになるでしょう。高ぶるような悪者に従うことなく、神だけを頼みとする者に神は大いなる祝福をお与えになります。
神は何度も奇跡を私に見せてくださいました。このようなことができる方は他にありません。神が望んでおられるのはいけにえではなく、ただ生涯を通じて神にお仕えすることです。私は預言者の言葉を信じ、あなたのみ旨を心に刻み、あなたの真実と救いのみ業を語ります。主よ、私はあなたのご愛だけが頼りです。どうか憐れんでください。命を狙う者たちを追い払ってください。神の救いに預かる人が喜びにあふれていますように。常に口から「主はなんと素晴らしいお方でしょう」という讃美がありますように。主よ、私は今貧しさのあまり身をかがめています。どうかすぐに駆けつけて救ってください。

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