詩編41章 弱い者に親切に

「いかに幸いなことでしょう。弱いもの幸いなことよ 弱っている者に心を配る人は。 わざわいの日に はその人を助け出される。」詩篇41:1

くぅ~ママのちょっと一言
詩篇の第1巻を締めくくる詩です。祝福、嘆き、願いの3部構成になっています。
祝福を受ける者とは「弱い者に親切な者」と詩人は詠います。とはいえ、弱さを覚えている人に関わることは本当に難しいことだと思うことがあります。心を尽くしても思いが届かず、力不足に首をうな垂れるときもあります。そのような時クリスチャンは最善を尽くした後は神にお任せすることができます。私たちには祈りがあります。毎朝毎晩その方のことを祈り続けることができるのです。弱っている時にはそうしてもらうことが一番うれしいことかも知れません。

聖書要約
弱い者に親切な者は神から祝福を受けます。主よ、その人が困っている時に助け、命を守り、幸いを与えてください。敵に負けることなく、病から回復させ、力をなくしている時に立ち直らせてください。
私は言います。「主よ、あなたに罪を告白した私を哀れんで癒してください。」と。ところが敵は私を苦しめようと「早く死んでしまえ」と言います。親しげに見舞いに来た者も心の中では苦しむ私をほくそ笑むのです。一歩外に出ると大笑いし、私を憎むものとひそひそと「呪われて床についた。二度と起き上がれないだろう」と耳打ちするのです。食事を共にしていた仲間さえも私を裏切りました。どうか私の健康を回復させてください。敵対するものを見返すことができるように。そうすれば私は神の目に適う者であることを皆は知るでしょう。神が無垢な人間として私を守ってくださることを。

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