詩編52編 オリーブの木

「しかし私は 神の家に生い茂るオリーブの木。 私は世々限りなく 神の恵みに拠り頼む。」詩篇52:8

くぅママのちょっと一言
サムエル記上の21章22章の出来事が題材となっています。ダビデが敵エドム人に宛てて詠んだ詩です。前半は悪を行う者を主がどのようにされるかと言うことを、後半は神を信じる者がどんな風であるかが詠まれています。それは一年中、葉を茂らせているオリーブのように、どんな時でも神の憐れみにすがることができるのです。そして神は助け求める者を顧みてくださいますから、感謝して生きていくことができるのです。

聖書要約
エドム人エグがサウルに「ダビデがアヒメレクの家に来た」と密告した時に詠んだ詩。
英雄気取りでいる者よ、なぜ悪事を自慢するのか。その考えは破滅をもたらすだけだ。お前は策略を図って人を苦しめ、善より悪を、正しい言葉よりうそを好む。神はお前を倒して死の国へと葬られるぞ。
それを見て、神に従う正しい人は神を畏れます。そしてまもなく顔を上げて言うだろう。「あれが神を信じず、莫大な富に頼っていた者の末路だ」と。
私は神に守られ、生い茂るオリーブの木のようにいつでも神の憐れみにすがります。神がわたしに良き物を与えてくださるので、永遠に私は神に感謝します。あなたの憐れみを待ち望みます。あなたがどんなにいつくしみ深い神であるか、神を信じる者は知っています。

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