詩編53編 神は探しておられる
「神は天から人の子らを見下ろされた。 悟る者 神を求める者がいるかどうかと。」詩篇53:2
くぅ~ママのちょっと一言
神に敵対する者を罰せられると詩人は詠みます。これも教訓詩でダビデが詠んだとされています。
神は正しい人がどこにいるのかご覧になっているのです。創世記18章でアブラハムがソドムの為に執り成したことを思い出します。「ソドムの町に50人の正しい人がいたらソドムを滅ぼさないで下さい。」とアブラハムは神に祈ります。神はそうしようとおっしゃいます。しかし50人の正しい人がいないかもしれないと不安になったアブラハムは45人、40人、30人、20人、10人と正しい人の数を少なくしていきます。主は10人の正しい人がいたらソドムを滅ぼさないと言われたのですが、ソドムには正しい人は10人もいなかったのです。もし今の地球をご覧になって同じ事を神さまがおっしゃったらどうなるでしょう。もちろん全く正しい人はいません。しかし神は「イエスキリストの十字架を信じる信仰によって罪が赦され、神の道を歩んでいる人がどれほどいるだろうか」とご覧くださるのです。
聖書要約
愚かな者は生活の中で神などいないと言います。心は悪が支配し、罪に蝕まれているのです。
神は天からご覧になって、誰か一人でも正しいことを行い、神を求めている者はないかと探されています。しかし神に背いていない者などひとりもいないのです。そのような人は私を信じる人たちをパンのように食いちぎり、自らも神に立ち返ろうとはしないのです。その内に彼らはかつてないほどの恐怖に見舞われることになります。神が彼らを退けられるからです。
どうか神さまがイスラエルからお出でになって私たちを救ってください。それによって私たちは喜び踊り、喜び祝うでしょう。