詩編62編 慈しみは主のもの

主よ 恵みもあなたのものです。 あなたは その行いに応じて人に報いられます。」詩篇62:12

くぅ~ママのちょっと一言
信頼の詩とされています。6節には「私の魂よ、沈黙して、ただ神に向かえ。神にのみ私は希望をおいている」とあります。神様を知らない時は、なんとしても誤解を解くために弁明して私の名誉を守ろうとしましたが、神様を知った今は違います。そりゃあ人に誤解されたり、中傷されたりすると心は重たくなりますが、許せないほどの気持ちにはなりません。そのことを通して神が一番いい道に導いてくださると思うからです。だから沈黙できるのです。「私は神に対しても、人に対しても、真実を尽くしている」これが拠り所です。

聖書要約
私は黙って神から救いの手が差し伸べられるのを待ちます。救うことが出来るのは神だけだからです。神こそ私の岩、私の救い、私の砦の塔。だから私は困難にぶつかっても恐れることはないのです。
しかし彼らは私に襲いかかろうとします。私を高い地位から落とそうとします。面と向かってはにこやかに振舞っても、心の中ではのろっているのです。私の魂は黙って神から救いの手が差し伸べられるのを待ちます。私は神の救いを信頼し、神を避けどころとします。身分の高いものも低い者も、神の目から見れば、秤皿の空気より軽いのです。暴力、搾取に心を奪われてはいけません。愛と恵みに満ちた神様は一人ひとりの業に応じて報いてくださるのです。

前の記事

詩編61編 地の果てから

次の記事

詩編63章編 御翼の陰で