詩編71編 来たるべき世代に

「私はなおも告げ知らせます。あなたの力を世に。 あなたの大能のみわざを 後に来るすべての者に。」詩篇71:18

くぅ~ママのちょっと一言
年老いた人の祈りです。神に拠り頼む詩人は苦難の中から救い出され、以前に優る名誉が与えられます。一方敵対していた者は詩人の前に恥じ入ることになり、詩人は神に歓喜の祈りささげて詩を閉じます。
困難に直面し、万策尽きた時こそ、御手が伸ばされ守られたと実感できるチャンスといえるかもしれません。そして神の助けをリアルに感じるからこそ主を見上げて歓喜の祈りを捧げずにはおれないのです。この詩人のように。

聖書要約
主よ、あなたの御許に身を寄せます。あなたは私の大岩、砦。私の神よ、あなたに逆らう者から私をお救い下さい。あなたは私の希望です。私が産声をあげたときから、あなたは私の側にいてくださり、祈りに答えてくださいました。私があなたに讃美を捧げるのは当然のことです。
今や年老いた私ですが、どうか見離さないで下さい。私が力尽きても見捨てないで下さい。敵は神が私を捨てたら攻撃しようと待ち構えています。ですからそんなに離れた場所にいないで下さい。今すぐ私を助けてください。あなたは私を何度も助けてくださいました。私が老人になっても見捨てないで下さい。あなたの奇跡を後世に伝える機会を与えてください。あなたの恵みと力は天にまで届きます。
あなたは私に多くの災いと苦しみを与えられましたが、再び命を得させてくださるでしょう。それどころか以前にも増して名誉を与えてくださるでしょう。神さまに救われた私は歓喜の叫びを上げて神を褒め称えます。私に危害を加えようとした者たちはみな恥じ入ったのですから。