コヘレトの言葉5章 満足する
「…日の下で骨折るすべての労苦にあって、良き物を楽しみ、食べたり飲んだりすることだ。」伝道者の書5:18
くぅ~ママのちょっと一言
神さまに安易な気持ちで誓いを立ててはいけません。み心ならばそのことをさせてくださいとは祈りましょう。そして心に示されたら、直ちに実行することです。時間がまだあると思っても、実際はそれほど持ち時間が残されていないかもしれません。またそれを実行することによって、新たなテーマが与えられるかもしれません。とにかく、み心を求めて、示されたことは後回しにしないことです。
聖書要約
神の前で軽々しくおしゃべりするのは慎みなさい。悩み事が多いと夢にそれが出てくるように、言葉数が多いと愚かさが出てきます。神様に誓いを立てた時はすぐさま実行しなさい。もし誓いを立てているのに果たさないなら、誓わない方がいい。それは口で罪を犯していることになります。そんなことをしていると神はあなたを滅ぼされるでしょう。意味もなくしゃべるよりも、ただ神を畏れなさい。
貧しい人が虐げられ、不正な裁きや、正義の欠如が横行していても驚くに及びません。世の中とはそういうものなのです。しかし犠牲的に民のことを思う王は国を救います。
金銭を愛する者は決して満足しません。収入が多ければ、支出も増えます。汗水垂らして働く者はぐっすり眠れますが、金持ちはどんなにおいしい食事をしても、満足することはなく、心配で眠れないのです。
大きな不公平は、財産の管理が悪くて持ち主に損を与えていることがあるのです。財産はなくなり、息子に譲るものもなくなります。裸で母の胎を出たように、裸でこの世を去っていく。労苦は空しく、一生の間、食にありつけるとは限らないのです。
私が出した結論はこうです。神に与えられた人生の日々を、食べることにもこと欠くことなく、置かれた立場を受け入れ、与えられた仕事に満足し、それを楽しむことです。それらのことが神さまからの贈り物です。悲しい思いで過去を振り返ることはありません。神から喜びが与えられているのですから。