コヘレトの言葉10章 死後どうなるか


これから後に起こることを、だれが彼に告げることができるだろうか。」伝道者の書10:14

くぅ~ママのちょっと一言
10章は3部に分かれているようです。1から7節は不条理を、8から15節は自業自得を、16節から20節は因果応報について述べられています。どちらかと言えば日本人は自業自得、因果応報が身にしみているような気がします。しかしクリスチャンは不条理からも自業自得や因果応報からも解放され、神中心に生きているのです。

聖書要約
死んだハエは香油さえも臭くします。同様にちょっとした過失でも多くの知恵と名誉を台無しにします。
賢い人は正しい道を歩み、愚か者は悪の道に向かいます。している事によってその人が分かります。目上の人に叱られても、職場を離れてはいけません。冷静に対処すれば、怒りも治まります。
よく注意してみているとこんなことが目につきました。愚かな者が大きな権威が与えられているかと思えば、賢い人が当然の地位を与えられていない。奴隷が馬に乗って堂々としているのに、君主が召使のように歩いているということがあります。
落とし穴を掘ると自分が落ち、石垣を壊すと蛇にかまれ、採石場で落石にあい、斧を振り上げると危険な目に遭う。斧を研げば力が要らないように、知恵を備えていれば利益があります。呪文を唱える前に蛇が出てきたら呪文は何の役にも立ちません。
知恵ある者の言葉は心地よいが、愚かな者は言葉数が多いけれど、何もしらない。
不幸は王が召使のように扱われ、役人たちが朝から食い散らしていること。王が権威を持ち、役人が秩序正しければ国は幸せです。
怠けていると家は腐ります。楽しく食事をし、葡萄酒で幸福感に浸り、お金でいろいろな物が買えます。寝室ですら王を呪ってはいけません。小鳥があなたがどんなことを言ったかを告げてしまうでしょう。