コヘレトの言葉12章 創造主を覚えよ


「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。」伝道者の書12:1

くぅ~ママのちょっと一言
「空」とは塵から造られた人間は塵に帰ることを言っているのだそうです。しかし驚くべきことは、塵にしか過ぎない私たちに神は魂を与えてくださいったこと。そしてその魂は神のもとに帰るのです。だからもっとも大切なことは「神を畏れ、その戒めを守る」ことだと伝道者(コヘレト)は言います。それも若いうちに神を知ることが大切を教えています。死の間際にクリスチャンになる人もいます。それで天国に行けるんだったら得だなあ~と考えるかもしれませんが、若いうちに神を信じたら、喜びの人生を築き上げていくことができます。この世にあって天国のような人間関係の中で喜びを持って生きる方がいいではないですか。

聖書要約
青春の日々にあなたの創造者を心に留めなさい。逆境の時が来る前に、年をとって、陽の光や、月、星がかすんで見えず、希望が亡くなってからでは遅いのです。やがて人は手足が震え、足腰が弱くなり、目もかすんできます。鳥のさえずりと共に目が覚めても耳が遠くて聞こえず、声もしわがれています。高いところに登れず、道を歩いても転びそうになります。
若々しい青春の日々はやがて、労苦して生活を支える成人期を迎え、そして老人になって、この世を去っていきます。
しかし肉体はもともと塵から造られたものですから、塵に返りますが、魂は神のもとに帰ります。伝道者(コヘレト)は自分の知恵を人々に伝え、様々な人生訓を集めました。知恵ある人の言葉は真理を捉えています。しかし、人間の知恵は際限がないのです。私がすべてに耳を傾けて出して結論は「神を畏れ、その戒めを守れ」と言うことです。神は善も悪もすべてをご存じで私たちを裁かれるお方なのです。