イザヤ書2章 鼻で息をしている者
「人間に頼るな。鼻で息をする者に。」イザヤ書2:22
くぅ~ママのちょっと一言
イザヤの見た幻は、エルサレムが世界の中心になり、神が平和を与えてくださるというものでした。神に信頼して生きるならそれが実現するという希望に満ちた預言でした。しかしそれは無理なことでした。イスラエルの民は神を頼らずに魔術や物質、武力、偶像に頼り高慢な生き方をしたのです。そこで神はイスラエルを裁かれたのです。私たちは鼻から息をするような人間に頼るのではなく、偉大な力らを持っておられる神に信頼して生きていきたいです。
聖書要約
終末の平和
アモツの子イザヤはユダ王国とエルサレムに対についての幻を見ました。
終わりの日(終末)にはエルサレムにある神殿にすべての者が集まり、そこから平和が広がっていきます。剣を鋤に、槍を鎌に打ち直します。もはや戦うことがないからです。ですからイスラエルよ、神の戒めに従って光の中を歩みましょう。
高ぶる者に対する審判
しかし神はご自分の民イスラエルを捨てられたのです。民はペリシテ人のように悪魔礼拝、東洋的な魔術に関心を寄せ、民の価値観は金や物質に移ってしまい、武力を誇り、そして偶像礼拝に陥ってしまったのです。神はこのような罪をお赦しになりません。
終わりの日がきたら、岩の間に入り、神のまばゆいばかりの威光から身を隠しなさい。高慢を打たれる日が来たのです。レバノン杉、バシャの樫の木、高い山、高い塔、堅固な城壁、タルシシュの船など人間の誇るものはすべて低くされます。
神が地を揺り動かされる時、岩の間に入り神のまばゆい威光から身を隠し、偶像を捨てなさい。そして鼻で息をしている者に頼ってはいけません。