イザヤ書18章 反アッシリア同盟


「そのとき、…万軍の主のために贈り物が運ばれて来る。」イザヤ書18:7

くぅ~ママのちょっと一言
アッシリアの勢力拡大に伴って、諸国が反アッシリア同盟を組もうとします。ユダの国にもエチオピアから使者が送られますが、その時にイザヤが預言したものです。それはアッシリアは神の裁きに遭い、エチオピアも神の主権を認めるようになるという内容でした。世の中の流れに全く反した預言でした。しかし歴史はその通りになります。
聖書に従って生きようとした時に世の中の流れや価値観と一致しないことが多々あります。しかしそのことを臆せず発言することです。たとえ見向きもされなくても、たとえ批判されても、黙っていてはいけません。

聖書要約
クシュとの陰謀
水路豊かで「羽こうろぎの国」と呼ばれるほど多くの生物が生息し、強国と恐れられていたエチオピアから、諸国に使者が送られましたが、使者は自国に引き返してこう伝えなさい。
「神である私が山に合図の旗を立て、戦いの角笛を引き鳴らしたら、世界の人々はよく見ていなさい。アッシリアの強軍をエルサレム目がけて出陣させる。私はエルサレムから夏の輝く太陽のように、収穫の秋の雨雲のように静かに眺めていよう。そしていよいよ攻撃する時が来たら、私はアッシリアを全滅させる。戦場の死体は野鳥や猛禽の餌となるだろう。それを見た諸国の民は私を畏れるであろう。そしてエチオピアの国からも貢物がエルサレムに届けられる。